- 共働きしないと生活できない!
- 旦那の給料が安すぎる!
- 老後の生活が不安!
最近はワーキングプアの男性も多く、そういった悩みを持つ世帯も増えていると思います。
企業はあまり給料を上げたがらない傾向にありますし、その割に税金や社会保険料も値上がりしてきていますからね…。
少しは昇給しているものの、手取りは年々減って生活が苦しくなってきている家庭も多いのではないでしょうか?
共働きしないと、なかなか生活が成り立たない家庭も増えているのです。
最近は会社員の平均年収も下がっていますからね…。
一体どうしたらいいのでしょうか?
男性の年収も300万円台が最多!共働きは必須!
残念ですが、今は男性でも昔より稼げなくなってきています。
国税庁の「民間給与実態統計調査」によりますと、男性ですら年収300万円台の層が最多です。
その次が400万円台、500万円台ときて、更にその次は200万円台の層の順に多いです。
ちなみに男性の約8割が正社員ですから、正社員でもこれです。
「は?男の平均年収は500万以上あるから!」って人もいますが、東京などの所得高い地域が引き上げていて、中央値は450万くらいです。
しかも統計の平均年齢が45歳とかですから、それ以下の世代は更に低いです。
「私の周りの共働き世帯はもっと貰ってるよ!」って意見もよく見ますが、そもそも年収300万以下の男性は結婚すらできない傾向にあるので、当たり前です。
独身だと肩身狭いから、表に出てきませんからね…。
専業主婦は減少!共働きは当たり前に!
こういう話題になると絶対、
- 「男が稼がないからだよ!」
- 「普通に稼いでる人は共働きなんてしないよ!」
なんて反論してくる傾向にありますが…。
専業主婦なんて年々減少していってます。
共働きは当たり前になってきているのです。
専業主婦世帯は1980年の約1100万人をピークに減り続け、2015年には720万人にまで減少しています。
逆に共働き世代は1980年には600万人しかいなかったのが、2015年には1077万人に増加しています。
やはり共働きしないと稼げない世帯が増加しているのです。
というか、ある程度働いておかないと、最近は離婚のリスクもありますからね。
今は三組に一組は離婚する時代ですし、離婚した元旦那の約8割は養育費を払っておらず、シングルマザーの貧困が問題になっています。
職業能力を高めるか維持しておかないと、いざという時に働けないですからね…。
今のうちにもっと良い会社に転職も手段の一つ
共働きしないと生活できない世帯は増えてきているとは思いますが…。
ずっとそのままの生活ですとこれから先どうなるかわかりませんし、遠からず破綻しかねません。
これから更にお金がかかってきますからね。
- 子供の養育費、教育費
- 住宅購入費用
- 親の介護資金
- 親の葬式代
- 実家の片づけ費用
- 自分の老後資金
などなど。
今共働きしないと生活できないほどの生活水準では、これから先じり貧で更に負担が増えたら詰みます。
幸い今は有効求人倍率も高く、転職はかなりしやすくなってきています。
今のうちにもっといい会社に転職して、生活に余裕を持たせておいた方がいいかもしれません。
副業で収入の上積みを図るのも手
ですが共働きしないと生活できない生活水準ですと、なかなか転職も考えられない人も多いかもしれません。
そもそも貯金がなければ「一旦退職して転職活動する」ってこともできませんし。
毎日毎晩残業代のために働いていては、転職活動の時間もあまり捻出できないかもしれません。
でしたら、副業で収入の上積みを図るのも手段の一つです。
というか実際、私の周りの給料安い男性は、生活のために副業でバイトとかしてるパターンが多いですね。
特に給料安い介護士さんなんかは、かなりの確率で副業してます。
そうしないと家族を養えませんからね…。
ですが今は幸い、ネットで手軽にできる副業なども増えてきています。
お手持ちのスマホでもできますし、手軽にはじめてみるといいかもしれません。
こちらで色々稼ぐ方法を紹介していますので、参考にしてください。
ただ、旦那の収入が低いと離婚のリスクも…
共働きしないと生活できないというのは、ありがちな悩みなのですが…。
旦那さん側の収入が低いと、離婚リスクが高いです。
実際、離婚理由としてよくトップクラスに多いのが、「旦那の収入が低い」という理由です。
「稼げない男に価値はない!」なんて信じられないことを言われたりもしますが…実際家族を養わなければならない以上、そういった面は確かにあります。
特に最近は女性の社会進出で、女性正社員も増えていますし、男性以上に稼ぐ女性も増えてきました。
旦那さんの稼ぎが低いと、
- 「これ、離婚して実家に子供預けてフルタイムで働いた方がいいんじゃね?」
- 「家事もしない旦那にでかい顔されたくないし…」
- 「このままこの旦那と結婚生活を続けるメリットがない」
となってしまい、離婚に踏み切ってしまうケースが多いのです。
実際、女性でも稼げる看護師さんなんかは、恐ろしく離婚率が高いですからね…。
持続可能で幸せな家庭をお望みであれば、もっと頑張って稼いだ方がいいかもしれませんね…。
今の会社で無理そうなら、転職も検討すべきでしょう。
今は高齢化で親の介護リスクなども!
そういった共働きしないと生活できない家庭ですと、このリスクもかなりでかいと思います。
それも、親が要介護になってしまうリスクです。
二人で共働きしてやっと生活が成り立っていたのに、更に介護も必要になって負担が増えたら詰みます。
最近は仕事と介護が両立できず、介護離職する人が年間10万人以上もいるとされています。
しかも2025年には、人口の多い団塊世代のほとんどが75歳以上を迎えますから、これから更に増えていきます。
最近は結婚していても「夫婦それぞれが、お互い別々に自分の親をみるべき」みたいな人が増えてきています。
昔なら、専業主婦の嫁に両方の親の介護を押しつけたりしてたみたいですが…。
共働きしないと生活できないのですから、それは無理でしょうね。
特に最近は施設も空きがなく、政府も在宅介護を推進していく方針です…。
ちょっと本気で、今のうちに稼いでおかないと結構きついかもしれません。
共働きしないと生活できない水準の生活であれば、どちらかが抜けたら今の生活は維持できなくなりますので…。
男性収入減少、共働き増加は経済の自然な流れだが…
共働きしないと生活できない!なんて言うと、
- 「普通の男はもっと稼いでるよ!」
- 「稼がない男に問題があるんだよ!」
なんていう連中もいますが…。
これは経済全体の流れですから、自然ですよ。
そもそも日本が落ち目ですし、今は中国や東南アジアも経済発展してて、仕事とられてますからね。
最低賃金が上がってる分企業側の人件費負担が増えてるので、昇給もなかなかしづらいんです。
男性を責めるような人は、経済全体の流れなんて一度も考えたことがないんでしょうね…。
出生数も2017年には94万人と過去最低ですし、「自然淘汰だ」とか言ってるとどんどんこの国は衰退していきます。
ですがそんなこと言っててもお金がないと生活できませんし、これから色々な出費も増えていきます。
今のうちに、もっと稼げる会社に転職を検討しておいたほうがいいのでは…。
お金があれば生き残れますからね。
幸い今は仕事多いので、明るい未来を手に入れたいのであれば、今のうちに動いておいた方がいいかもしれません。
まとめ
共働きしないと生活できない家庭は、実際多いと思います。
私の周りの家庭もほとんど共働きですし、専業主婦は少ないですね…。
というか専業主婦もいますが、お金がないのに嫁さんか旦那さん側が強引に専業主婦やってたりやらせてたりするケースが多い気が…。
働いて貰おうにも、「専業主婦でいいって言ってたじゃん!」なんて言われたら離婚に発展しかねませんし。
まあとにかく、今のうちにお金はたくさん稼いでおいた方がいいと思います。
お金があれば生き残れますし、これから起こる様々な問題にも対処できます。
それにはいい会社で働くのが一番だと思いますので、今給料安いなら転職なども検討したほうがいいかもしれません。