- 昇給したのに手取りが増えない!
- 増えないどころか微妙に減ってる…
- これじゃ生活は苦しくなる一方!
最近は税金などの負担も増えていますから、そういった方も珍しくはないと思います。
給料が少しばかり上がったところで、税金や社会保険料などがあがっていますからね…。
源泉徴収される金額が増えてしまえば、当然ですが手取りは減ってしまいます。
少子高齢化で、支える現役世代が減ってきているのに、高齢者の割合は増えてきていますからね…。
一体どうしたらいいのでしょうか?
少子高齢化により、社会保険料や税金が増加!
最近はあなたのように、昇給はしたものの手取りが増えないような方も増えてきています。
それといいますのも、社会保険料や税金などの負担が増大しているからです。
税金などは、各種控除が削減されたりしていることが大きいですね。
年々子供の扶養控除なども縮小されてきていますし、配偶者控除なども見直しされてきています。
特に少子高齢化で一番負担が増えているのは、社会保険料かもしれません。
厚生年金保険料などは、2003年には13.58%だった保険料率が、2017年には18.3%まで増加しています。
健康保険の料率も、1996年に8.20%だったものが、2016年には11.65%に上昇しています。
こんなに負担が増えていては、少しばかり昇給したところで手取りが増えないのは当たり前です。
最近は
- 「若者は年金払い損!」
- 「病院行かないのに、健康保険料高すぎ!」
なんて言われていますが、まさしくその通りですね…。
中小零細企業では、昇給しても微々たるもの!
あなたのように昇給しても手取りが増えない人というのは珍しくありません。
それといいますのも、中小零細企業ですと昇給と言ってもたかがしれているからです。
大企業であれば、かなりの昇給も見込めるかもしれませんが…。
従業員20人以下の会社ですと、半数以上は昇給していないというデータもあります。
年間数千円程度しか上がらないのであれば、手取りが増えるどころか減っていきます…。
これからはさらに各種控除見直しや、社会保険料の値上げなども来るでしょうし。
年々手取りが減り、生活が苦しくなっていくのです。
更に食料品や生活必需品が値上げになるケースも!
最近は特に、食料品や生活必需品の値上げが相次いでいますね。
原材料の高騰 人件費の高騰 労働環境改善のため 色々理由はありますが、とにかく値上げのニュースは増えていますよね。
特に10月とか4月とか、新年度の節目に値上げになるケースが多いです。
値上げはしなくても、内容量が減って実質値上げになってたりね…。
これからこの流れが加速することはあっても、値下がりすることはあまりないと思います…。
国もデフレ脱却を目指していますし。
少しばかり昇給しても手取りは増えず、更に生存に必要な食料や生活必需品が値上がりしていくのです。
経済学者の中には、「このままでは物価上昇に給料上昇が追いつかない、スタグフレーションが起こるのではないか?」なんてのも言われてますね…。
今のうちにもっと昇給の見込みがある会社に転職も手段の一つ
そんな世の中の流れがありますので、少しばかり昇給したとしてもなかなか手取りがあがっていきません…。
数千円程度昇給しただけでは、なかなか厳しいんですね。
そんな中でもある程度の手取りを確保するには、もっと昇給率が良い会社に行く必要があるかもしれません。
昇給率が低いと、社会保険料や税金の値上げに追いつかないんですね。
あとは給料以外にも、格安の社宅があるとか、格安の社員食堂があるとか、手取りに反映されない部分の福利厚生が良い会社の方が良いかもしれません。
そういった部分は課税されない福利厚生ですから、手取りが増えなくても生活は楽になります。
比較的大きい会社ほど、そういった福利厚生に力を入れていますね。
こちらでいい会社に行く方法などを紹介していますので、参考にしてください。
副業をして収入の上積みを図るという手も!
あるいは手取りが増えないのであれば、副業をして収入の上積みを図るのも手段の一つです。
月1万円給料をあげるのはかなり大変ですが、副業で月1万円稼ぐのは比較的誰でもできます。
私も副業には取り組んでいますが、月1万円くらいは初月に達成しましたし。
幸い今は手軽にできるネット副業などが普及してきていますので、そういった副業もしやすくなってきています。
中でも「クラウドソーシング」などは、未経験スキルなしでも仕事が請けられるので、副業にもってこいです。
中にはこれで会社員以上に稼いで、独立してる人もいますし。
これからは日本企業は中国や東南アジアなどの経済発展に押されてじり貧ですし、あまり昇給を期待しても厳しいかもしれません…。
こんな感じで副業で補填していく必要があるかもしれません。
実際、政府も副業解禁に向けて動いていますからね…。
まぁ最初はそんなに稼げないと思いますので、少額なら副業バレはあまり気にしなくていいと思います。
こちらで色々稼ぐ方法を紹介していますので、参考にしてください。
⇒【手軽にできる】貧乏脱出には収入アップ!最適な副業をご紹介!
手取りが増えないなら、節約力で対応!
あとは、手取りが増えないのであれば、節約力(せつやくぢから)で対応するというのも手段の一つです。
というかこれからは手取りが増えないどころか減っていく可能性が高いですから、出費を抑えていくのは必須だと思います。
これまで通りの生活をしていたら、貯金もなかなかできなくなり、暗い将来が待っているかもしれません…。
具体的には、
スマホは格安simに変える
- もっと安い物件に引っ越す
- 車は中古車で、できれば現金一括
- 住宅ローンとかは組まない
- 子供の教育費や習い事は控え目に
- 外食はせず自炊で対応
- 酒たばこはやめる
- 趣味や無料でできるネットや運動を
などなど、色々できることはあります。
まぁ要は「身の丈にあった生活をしよう」ってことなんですが。
世の中の会社員をみると、年収300万とか400万とかそのへんなのに、無理してローン組んで家や車買ってる人が多いです。
ですがそんなにお金使ってたら、これから更にきつくなっていきます。
節約してお金を貯めておけば後からでも買えますので、今手取りが減ってきついなら現金を貯める方向で動いた方がいいと思います。
これから更に手取りは減る可能性が…
残念ですが、これから先手取りが減ることはあっても、増えることはないでしょう…。
- 高齢者の更なる増大
- 生活保護世帯の更なる増大
- 少子化の更なる進行
- 氷河期世代の高齢化
- 精神疾患患者の増大
などなど…。
考えれば考えるほど、社会全体で負担が増えることはあっても減ることはなさそうですね…。
そうなると当然税金や社会保険料が上がり、手取りは増えるどころか減っていきます。
少しばかり昇給したところで、じり貧なのです。
幸い今はいい会社の求人も多いので、今のうちにもっと給料高い会社に行ったり、福利厚生が手厚い会社を探した方がいいかもしれません。
これから先、手取りが低い人はますます生きづらい世の中になっていくと思いますし…。
まとめ
昇給しても手取りが増えないってのは、ありがちな悩みです。
昔は高齢者なども少なかったので、年金の負担とかも格安だったみたいですが。
今は平気で総支給額の何割かを源泉徴収していきますからね…。
一般的な会社員ですと、年収の2~3割くらいはとられてると思います。
正直やってられません。
なので今のうちに節約力を磨いておくか、もっといい会社にいっておくしかないでしょうね…。
これから加齢と共に出費も増えていく傾向にありますので、今のうちに何らかの対策をとっておいたほうがいいでしょう。