生活が安定する仕事に就きたい!
そういった悩みをお持ちの方は今の御時世珍しくないかもしれません。
特に今は不安定な時代だと言われていますからね。
技術の進化も早いですし。
不安定な仕事に就かず安定した仕事に就きたいと考えているのも当然かもしれません。
ですがなかなか安定した仕事となると限られてくるかもしれません。
この記事では生活が安定する仕事の特徴と具体的な職業についてまとめてみました。
⇒【給料安い】ワーキングプア脱出!待遇のいい会社に行く具体的な方法!
公務員や大企業は一見手堅いが…
生活が安定する職業となるとまず公務員や大企業などが挙げられると思います。
確かに安定していますし。
世間体もいい傾向にありますからね。
ですが公務員や大企業ですと、転職を考えた場合にその公務員や大企業の職場がピークになることが多いです。
ある程度以上の歳になってリストラされたり職を変えることを余儀なくされた場合、かなり生活レベルが落ちることが予想されます。
特に公務員は安定していますがうつ病は多いですし、結構やめる人も多いですからね。
大企業だってこれからは全く安泰ではないというのは、ニュースを見ていれば分かると思いますが…。
こういった一見生活が安定しそうな世間体の良い職業を選んでしまうと、何かあった場合に対応できません。
結局はその職場がダメになった場合でも、他の職業に就きやすい仕事が一番安定しているかもしれません。
業種別有効求人倍率の高い仕事
生活が安定している仕事というのは、あくまでも仕事です。
生活が安定している会社ではありません。
会社の寿命は約三十年と言われており、年々技術や時代の変化が早くなってきていることを考えると、さらに寿命が縮まってきているとも言われています。
つまりは今一見安定している仕事につけていても、このままずっと安定しているかどうかは分からないんですね。
まあAIの台頭などを考えると、どんな仕事でもなくなる可能性は十分あるんですが…。
とにかく今の会社がダメになっても同業他社でもいいから転職しやすい仕事が一番安定しやすいかもしれません。
それを見るには業種別の有効求人倍率を見るのが良いかもしれません。
今は全体的に少子高齢化による労働人口の減少で有効求人倍率が高止まりしていますが、業種によっても全く変わってきます。
高い業種ですと、有効求人倍率十倍近いものもありますからね。
仮に有効求人倍率が十倍であれば、一人に対して十個の仕事があるということです。
つまりは仕事が選び放題であり、今の会社で居づらくなったとしてもすぐに転職ができるということです。
生活が安定する仕事に就きたいのであれば、そうそういった仕事を探されるといいかもしれません。
潰しの利くスキルが身につく仕事
生活が安定する仕事としてはやはり他の会社に転職しやすい仕事が一番だと思います。
それには潰しのきくスキルが身につきやすい仕事が一番でしょう。
つまりは、
- その仕事をすることによって他の職業にもチャレンジしやすくなる仕事
- 他の会社に転職する際評価されやすい仕事
- 何らかのスキルが身につきやすい仕事
ですと、生活を安定しやすいです。
特にこれからは人工知能などのイノベーションによって、既存の産業もどうなるかわからなくなっていきますからね。
単純に業種別の有効求人倍率が高いだけの需要が大きい仕事を選んでしまったら、10年後20年後はどうなるか分かりません。
まぁ一番汎用性が高いスキルと言うのはコミュニケーション能力かもしれませんね。
営業職は潰しがきかないとか言われたりしますが、コミュニケーションを鍛えておけば逆に潰しはかなりききやすいと思います。
いろんな人とちゃんと接することができればどこでもやっていけますからね。
どこでもやっていけるということは今の会社がダメになってもすぐに仕事が見つかって生活が安定しやすいということです。
何かあったら速攻転職できる仕事
生活が安定しやすい仕事というのは、やはり今の会社がダメになってもすぐ転職しやすい仕事だと言えます。
リストラや倒産の憂き目にあわなくても、職場で何かトラブルがあって会社に居づらくなることも考えられますからね。
特にうつ病などになってしまうリスクは誰にも起こり得ますし。
我が国の企業はそういったことに対する理解がない会社が多いので、そう言ったことがあると言いづらくなってしまう可能性があります。
これはどんなに有能そうな人でもいつでも起こりうるリスクです。
そういったリスクを排除して生活が安定する仕事を探したいのであれば、やはり何かあったら速攻転職できる仕事がいいと思います。
これは上で述べたようにスキルが身につきやすい仕事や、有効求人倍率が高い業種の仕事などが考えられると思います。
とにかく一つの会社や職場にしがみつくのはとてもリスクが高いですからね。
仮にとんでもない人間が上司にいたとして、
- お前の代わりはいくらでもいるんだ!
- 嫌ならやめろ!
- お前の待遇下げるけど文句ないよな!?
こんな風に言われて、「じゃあ辞めて他に行きます」と、言えない状態ですと、会社に足元を見られてしまう可能性も高いですからね。
働いて生活を安定させたいのであれば、そういったことになっても速攻転職して別の仕事を始められるようにしたほうが一番安定します。
介護士は給料低いが安定
生活が安定しやすい仕事としては介護士が挙げられると思います。
- 介護士は給料が低い!
- ワーキングプア!
- 3K!
などと言われていますが、あくまでも生活の安定という面に関してはかなり優秀な仕事です。
つまりは低く安定しているということですが、経験と資格さえあれば、日本全国どこでも働けますからね。
特に向こう数十年は高齢者が増加し続けていくことが人口動態的に確定していますからね。
しばらくは安泰だと言えるでしょう。
特に日本人はこういった介護士などの仕事をやりたがらなくなってきていますし。
介護などの福祉系の業種の有効求人倍率は5倍近いですからね。
誰もやりたがらなくなってきているのです。
エンジニアも人手不足!仕事は多く安定しやすい
生活が安定しやすい仕事としてはエンジニアも挙げられます。
エンジニアでしたら、介護職と違い給料も高いですからね。
それでいて今とても深刻な人手不足に陥ってきていて、有効求人倍率も5倍以上10倍近いようになってきています。
それでいてフリーのエンジニアなどで独立もしやすいですからね。
エンジニアなどの仕事であれば、在宅勤務やリモートワークなどもしやすいですし。
会社によっては会社のある国の国外にながらリモートワークで働ける会社も増えてきています。
そういったフレキシブルな働き方ができるという意味でも返事に合わ生活が安定しやすいかもしれません。
看護師はかなり人手不足で安定
あとは一番生活が安定しやすいのは看護師かもしれません。
ただ仕事がきつくて離職率が高いのが唯一にして最大のネックですが…。
女性ばかりの職場で人間関係も悪く鬱で潰れてしまう方も多いですが…。
働けるのであれば、一番転職もしやすくそこそこの給料が稼げる仕事かもしれません。
病院の看護師に疲れ果てても、介護施設で看護師をして働けば介護士みたいに働けますし。
待遇も当然介護士より良い傾向にあります。
特に看護師などの医療の知識があれば、人を助けられるのでどこでも働けますからね。
超ド田舎で仕事を探しても看護師だけはどこでもたくさん求人が出ていたりしますし。
公務員や大企業なども安定しやすいですが、やはりその会社がダメになったらどうしようもありませんからね。
やはりこういった専門職系で手に職がついて転職しやすい仕事が一番安定すると思います。
今の会社がダメになっても大丈夫にしないと絶対安定しないので…
やはり生活を安定させるためには、一つの会社にしがみつくのはダメです。
特にこれからは大企業もどうなるか分かりませんし。
というか
- 公務員は安定
- 公務員は絶対潰れない
なんて甘い見通しで考えている人もいますが、これからは本当に分かりませんよ。
国家公務員であれば分かりませんが、地方公務員はこれからかなりヤバくなってくると思います。
なんと2040年には三割の自治体で人口一万人をきって消滅の危機に陥るという試算が既に出ていますからね。
財政破綻した夕張市を見れば分かりますが、市長の手取りは十五万円でしたし…。
最近は緊縮財政によって財政が前よりはマシになったので少しは待遇を上げたみたいですが…。
公務員だったらクビにはならないかもしれませんが、地方なんてこれから更に少子高齢化で過疎化で若者は減っていき税収は減少していきます。
ろくに仕事もせず高給がもらえる地方公務員なんて無駄そのものですので、クビにならなかったとしても相当待遇は下げられていく可能性があります。
そんな状態になっても他の職場に移れるような人が一番安定します。
大企業や公務員などの見かけだけ生活が安定しそうな仕事についてしまうと、そこから放り出された時は状況が悪化した時にニッチもサッチもいかなくなってしまいますからね。
以前工場で働いていたことがありますが、大企業でリストラされた元正社員の中高年派遣の人たちがたくさん来ていて惨めでしたよ。
まぁ選ばなければ仕事はあるとは言うことではありますが…。
プライドが高くて使いにくく、結構すぐ契約切られてた人が多かったですね。
まとめ
生活を安定させる仕事となると転職しやすい仕事が挙げられると思います。
人工知能が仕事を奪うとは言われていますが、向こう十年二十年ぐらいはまだまだ今とそれほど変わらないのではないでしょうか?
技術としてある程度確立されてきてはいますが、やはり普及するとなると時間がかかりますし。
一年や二年五年程度でそこまで劇的に変わるわけではありません。
ただ会社単位となると、一つの大企業一つの自治体レベルで見るとどうなるかは本当にこれから先読めません。
全国的に知名度の高い市町村などの自治体だったとしても、実態は少子高齢化や過疎化で消滅の危機に陥っていたりします。
人がいなくなれば当然税収も減りますので、クビにならなかったとしても地方公務員とはいえ、待遇が相当下げられる可能性は極めて高いです。
無い袖は振れませんし。
夕張市などを見てみればそれが嘘ではないことは分かると思いますが…。
結局は何かあってもすぐに転職しやすい仕事、他の都道府県に行っても働きやすい仕事が一番生活が安定します。
これから転職などを考えていたり仕事探しを考えているのであれば、そういった転職しやすい生活が安定する仕事を選んだ方が良いでしょう。