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- 専門学校に通いたいけどお金がない!
- 親には頼れないし…
- 何とかして進学する方法はないかな…?
とお悩みの、お金がなくて専門学校に通えないと悩んでいる方のためのページです。
最近は、親の世代もお金がない人が増えていますので、あなたのような方も珍しくないと思います。
サラリーマンの給料は年々下がってきていますし、「高校まで育てたんだから、もういいだろう」と考える親御さんも結構いますからね。
しかしそうは言っても、周りは大学進学する人も多いでしょう。
専門学校ぐらいは行きたいというのが本音だと思います。
何とかして、お金が無くても専門学校に通う方法をまとめてみました。
⇒【手軽にできる】貧乏脱出には収入アップ!最適な副業をご紹介!
奨学金を借りる
お金がないのに学校に通うとなったら、奨学金を借りるのが定番の方法です。
審査もそれほど厳しくはありませんので、書類を揃えて条件を満たせば大抵通ります。
しかし、卒業する頃には結構な額の借金ができる事になります。
お金がないと、月10万円ぐらいのやつを借りてしまうと思いますが、二年間だったら200万超えますし。
最近は、専門学校や大学を出たからといって就職できない人も多いです。
若いうちは結構甘い見通しで物事を決めてしまいがちですが、後々後悔する人も多いです。
最近は奨学金破産する人も多いですからね…。
「奨学金の返済があることを伝えたら結婚相手に振られた!」なんてケースも珍しくありません。
まぁそうは言っても進学しなければ、それはそれで後悔することになると思いますけどね…。
高卒で就職した友達は結構いますけど、後になって「あの時進学しておけばよかった」と言っているのよく耳にします。
後悔は少なくしておいた方が良いでしょう。
ただ、他のローンに比べれば金利も低く返済猶予もできるのでマシかも
最近は奨学金が悪く言われることも多いですが、他のローンに比べれば遥かにマシです。
- 利率上限は3%と低い
- 在学中は返済猶予制度が利用できる(最長10年)
- 所得が低く経済困難などの理由で返済猶予制度が利用できる(最長10年)
- 所得が低い場合、返済額を1/3までに抑える減額返還制度が利用できる(最長15年)
- 本人が死亡した場合、遺族が申請すれば返済が免除される
- 精神や身体障碍を負い返済が困難になった場合、返済を免除できる可能性がある
などのメリットがあります。
他のローンだと返済猶予なんてまずありませんからね。
まぁ借金なんてしない方がいいのは間違いありませんが、奨学金の場合は返済猶予などの救済措置が充実しています。
人間の寿命を考慮に入れると、まとまった金額をこうやって借りられるのは結構オトクなのでは…とも思いますが。
教育ローンを借りる
親に教育ローンを借りてもらって、そのお金で進学する方法です。
これも定番の方法ですね。
しかし、親も住宅ローンやら車のローンやらで大変かもしれません。
これ以上ローンなんて組みたくないのが本音だと思います。
「自分の金で進学しろ」という親も結構多いですね…。
そこそこ余裕のある親じゃないと難しいかもしれません。
とりあえず1年分の学費を用意して進学してしまう
専門学校に通うとなると、学費だけでも結構な金額になります。
実家から通学する場合でも、累計の学費だけで200万~300万くらいかかってしまうと思います。
ですが、とりあえず1年分の学費だけ用意すれば、あとは稼げばなんとかなると思います。
入学金入れて100万円ちょっとぐらいですかね?それさえ用意できれば、見切り発車でとりあえず進学してしまうのも良いと思います。
大変だと思いますが、あとは入学してからバイトしたり奨学金で工面すればなんとかなります。
私も大学には行きましたが、そんな感じで何とかしましたし。
二年目以降学費が足りなければ休学してバイトするのも手
2年目以降の学費が足りなくなった場合は、一時的に休学してバイトに専念して授業料を貯めるという方法もあります。
大抵の学校は、いくらか在籍料だけ払えば休学できます。
まぁ学校によっては休学中もかなりの金額を取られるところもあるようなので、よく調べたほうがいいですが。
学校によってはほぼ無料だったり、通常の学費と同等かそれに匹敵する金額を納めないといけなかったり、学校によって全然違います。
途中でお金がなくなったら休学する可能性も高いので、休学制度がどうなっているか進学前にちゃんと調べておくべきです。
行きたい専門学校のホームページを隅から隅まで見て調べてください。
最近は専門学校も、少子化の影響で学生を集めるのに苦労をしています。
せっかく入学してくれた学生を退学させるというのは避けたいので、こういった救済措置を設けていることが多いです。
若いうちなら数年程度卒業が遅れても大した問題ではない
休学となると
- 就職に不利になる!
- 同級生に置いていかれてしまう…
なんて不安になる人が多いですが、数年程度卒業が遅れたところで、若いならほとんど問題になりません。
そもそも最近は少子化で若者自体が減っているため、若い人材は貴重なのです。
私の大学時代の同級生では25歳や28歳で入学してきた人もいましたし、その後普通に正社員就職してました。
まぁ30代となると結構きつくなってきますが、20代なら別に問題ないですね。
スムーズに留年も休学もせずに卒業して就職した人でも、その後すぐ辞めてニートやフリーターになってしまう人も珍しくありません。
あまり焦っても精神的にしんどくなってきますから、あなたのペースで歩んでいけばいいでしょう。
ネットで稼いで学費の足しにする
資金を少しでも多く用意したいなら、ポイントサイトを使えば、一時的に数万円程度であれば稼げます。
継続的に稼ぐのは難しいですが、ポイントサイトに登録して無料口座開設や無料会員登録などを行えば、お金を稼げます。
私も以前貧乏生活をしていた時、このポイントサイトに助けられ命をつなぐことができました。
こちらのポイントサイトなら、案件数も多く、ポイントも貯まりやすいのでお勧めです。
お金が貯まるまで働く
これが一番後腐れない方法かもしれません。
親に後でネチネチ言われなくて済みますし。
中には、親が後になってから「お前の学費を出したせいでお金がないよ」と嫌味を言ってくるケースも結構あるみたいですね。
自分で稼いだ金で学校に行くのであれば、誰にも文句を言われずに済みます。
まあ実家暮らしでひたすらバイトすれば、一年で100万円以上は貯められると思うんですが。
ガチで稼ぎたいならかけもちや副業も検討しましょう。
自分で貯めたお金なので、有難みが違う
自分が頑張って働いて貯めたお金ですので、授業への身の入り方も違うと思います。
親に全額授業料出してもらっても、ありがたみははないでしょうし。
大学時代の同期にこういう人何人かいましたが、別に普通に就職してましたよ。
プラス2、3年くらいあっても、新卒の就活には大して影響ないです。
⇒【手軽にできる】貧乏脱出には収入アップ!最適な副業をご紹介!
期間工でまとまった金額を稼ぐのも手
あとは自動車工場の期間工などで働いて、まとまった金額を稼ぐのも手段の一つです。
工場によっては最初に赴任手当が貰えたり、満了金が貰えるケースも多いです。
仕事はきつい傾向にありますが、学費のためという目標があれば頑張れるかもしれません。
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諦めて見習いで働き始める
正直専門学校を出たからといって、就職に有利になるとは限りません。
行くだけ時間の無駄になるような専門学校も多いですし。
それならば、とりあえずバイトでもいいから見習いでその職場に入ったほうがいいです。
実際働いてみれば、高い金出して専門学校なんて行かなくても済むかもしれません。
「資格がないと働けない」という、業務独占の資格の仕事を目指しているなら別ですが、そんなの法曹関係の士業か、医療福祉系の資格くらいですよ。
専門学校を出て憧れの職業に就けても、すぐ辞めるケースも多い
専門学校を出てその後憧れの職業についても、「想像してたのと違った」という理由ですぐ辞める人も多いです。
私もそんな感じですし、私の周りの人もそういう人多いです。
専門学校とは関係のない一般企業に就職する人とか、給料安いからってやっぱり公務員受けだす人もいます。
多くの人はなりたい仕事があっても職場見学すら申し込もうとしません。
だからミスマッチが起こるんです。
「とりあえず進学してモラトリアムを確保したい」という動機なのであれば、高い金出して専門学校行かなくても職業訓練校に行くという手もありますからね(後述します)。
独学で勉強する
その学校に行ったからといって、特に有利な資格が取れるわけでもないのであれば、勉強自体は独学ですることも可能だと思います。
テキストなんて古本屋に売ってたりしますし。
専門学校だろうが大学だろうが、そこでする勉強自体に大した価値はありません。
だってこれだけインターネットが発達していて、無料で様々な知識を体系的に学ぶことができますから。
みんなそこまでやる気ないし、勉強したいから進学するわけじゃないんですよ。
たいてい、「みんなが進学するから自分も」って感じで進学します。
理由らしい理由といえば、「新卒で就職活動できる」ってのは大きいですけどね。
有名大学新卒で就職活動できる、とか。
逆に言えば、新卒の就職を逃して既卒になると無意味です。
実際、専門学校に高い金を出す価値はほとんどないかも…
ぶっちゃけ、年間100万円以上出して専門学校に通う価値なんてほとんどないです。
資格が無いと働けない看護学校とかなら別ですが、そうでもないなら別に専門学校出なくても就職できます。
大学なら大卒の肩書が手に入って大学新卒で就職活動できるので多少マシですが、この人手不足のご時世高卒でも就職先には困って無いですからね…。
専門学校や大学の学費ほど、本来の価値とかけ離れているものはないと思います。
だからこそ大学の教授や専門学校の講師は儲けているんですけどね…。
資格の通信講座で我慢する
大した資格も取れないような学校であれば、進学する意味なんてほとんどありません。時間の無駄でしょう。
それならば、ユーキャンなどの資格の通信講座で資格を取った方がマシかもしれません。その方が安上がりですし。
通信講座で勉強して資格が取れないようであれば、それほどやる気もないってことでしょうし。
高い学費出してまで無駄な時間を過ごさずに済みます。
まあ、通信講座で取れるような資格は就職に直結するようなものはほとんどありませんが。
見習い程度で入社するだけなら、多少ハクがつけられる資格は結構あります。
何より、それだけでもあなたの気が済むかもしれません。
職業訓練校に通うのもおススメ
「お金がないけど学校に通いたい!」というのであれば、職業訓練校に通うのが一番お勧めできます。
ハローワークなどで募集のチラシなどを配っていますが、普通の学校と違い一年中何かしらのコースが開講されています。
短いものは3ヶ月程度のものから、半年や一年、2年程度のものまで色々あります。
税金で運営されていますので、学費は格安だったり、テキスト代1万~2万円のみ負担だったりします。
私が住んでる都道府県にある二年制の職業訓練校は、二年間の学費は50万円くらいですね。
このあたりは都道府県によって色々な学校があるので、個別に調べたほうがいいと思います。
学校に行きたいだけであればこっちの方がいいかもしれません。安いですし。
まあ基本的に失業者用なので、クラスメイトは年上の人ばかりですけどね。
世間知らずの同年代に囲まれるよりは、色々学べて社会勉強になると思います。
むしろ職業訓練校に通えば、毎月お金が貰える可能性も!
職業訓練校をお勧めするのは、学費が安いからだけではありません。
条件次第で、お金を貰いながら通うことができます。
もしあなたが社会人で、今雇用保険をかけていて退職したら失業保険を貰えるのであれば、条件を満たせば訓練期間中は失業保険を延長して貰うことができます。
雇用保険をかけていない無職やフリーターの方でも、条件を満たせば月10万円の職業訓練受講給付金が貰えます。
申請すれば一定時間以内でバイトすることも可能です。
既に学校を卒業して社会に出ている方は、こちらのほうがお金が貰えるので遥かにオトクです。
職業支援・給付金などについて知る|ハロトレ特設サイト|厚生労働省
新聞奨学生
あまりお勧めできる方法ではありませんが…。
新聞販売店で働くことを条件に、奨学金を貸してもらえる新聞奨学生という制度があります。
新聞の朝刊と夕刊を配りながら、学校に通う感じです。
ただ販売店によっては、勧誘ノルマや集金までやらされます。
ハッキリ言って、寝る暇が無いほどです。
ぶっちゃけ社会人より忙しいですねこれは…。
私が大学に通っていた時も新聞奨学生の人はいましたが…。
あまりに眠すぎて、授業に出席できずに留年してましたね。
しかも結局退学してましたし…。
かなりの覚悟がないとオススメできない方法です。
まとめ
どうしても行きたいのであれば、奨学金を利用するか、1年ぐらいバイトしてお金を貯めた方がいいと思います。
或いは、長めの職業訓練に通ってそれでヨシとしてしまうか。
私の同年代で、家庭の事情で進学できない人たちはそうしてる人は結構いましたね。
まあ、本当にお金ない家の子は高校卒業してそのまま就職しますが…。
若い頃の1年ぐらいは、全然挽回可能です。
他の多くの人も若い時は色々と回り道をしているものですし、別にあなただけではありません。
まぁ別に専門学校なんて行かなくてもいいかなとは思うのですが…。
高卒で就職した人って、進学しなかったことを後悔してる人が結構多いです。
別に進学したからどうこうってことはないですが、やらないならやらないで後悔が生まれます。
悔いの無い選択肢を選んだほうがいいかもしれませんね。
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