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- 豊かな老後のためには何千万も必要って聞くけど…
- とてもじゃないけどそんなに貯められない!
- 一体いくらあれば老後の不安が消えるの?
そういう悩みをお持ちの中高年の方は多いと思います。
いえ、最近では20代なのにそんな不安を持っている人もいるみたいですね。
ですが、老後必要なお金なんて人によって全然違います。
極力安く済ませるには一体どうしたらいいのでしょうか?
①定年後も働けば老後に必要なお金は減る
そもそも、老後を何歳からと定義するかですが。
これから更に年金支給開始年齢が引き上げられる可能性が高いですし。
そうなると定年の年齢も引き上げられる可能性もあります。
つまりは、いつまで働くかで老後に必要な金額も変わってくるんですね。
以前は、会社員は60歳の定年で年金生活に入る人がほとんどでした。
しかし今は65歳まで働くのが当たり前の時代です。
それ以上の年齢でもシルバー人材で働く人も多いです。
老後資金に対する考え方も今までの常識に囚われない方がいいと思います。
②老後=年金生活という固定観念は捨てる!
そもそも、もう定年したからといって年金生活できる時代でもないと思います。
特に、これを見ている40~50代くらいの世代は。
今50歳くらいの人が65歳になるころ、今の年金制度がどうなっているかなんて予想できないですよ。
年金制度がなくなることはないと思いますが。
支給額が大幅に下げられたり、支給開始年齢が引き上げられたりは十分考えられます。
そもそも、日本は労働時間が長い傾向にあります。
つまりは、【仕事=人生】になってしまっている人が多いんですね。
そんな人が定年後いきなり悠々自適な生活、なんてなっても、なかなか楽しめません。
呆けてすぐ無くなってしまう人も多いです。
ブラック企業だなんだと騒がれていますが、仕事があるお陰で救われている人はかなり多いと思いますよ。
仕事してれば、最低限の社会とのつながりは保たれますからね。
③死ぬまで働ける仕事を見つけたほうがいい
そうなってくると、これからは死ぬまで働ける仕事を見つけたほうがいいのかもしれません。
今の仕事はつまらない仕事かもしれませんが。
もっと自分の好きな仕事とか、やりたい仕事を探したほうがいいんじゃないか?ってことです。
漫画家とか小説家とか俳優とかは、死ぬまで仕事してる人多いですよね。
あんな感じで、ライフワーク的な仕事を持っておくと理想です。
ああいう人たちは歳をとっても毎日刺激があったり頭つかってるから、呆けにくいですし。
独立を目指せとは言いませんが、隠れて副業で第二の道を模索しておくといいかもしれません。
まあ最初は稼げないでしょうし、副業禁止とかは気にしなくていいと思いますが。
やっぱり、定年すると会社での人間関係がゴッソリなくなってしまいます。
会社にしか居場所がなかった人は、定年と同時に孤独になってしまうんですよ。
孤独は喫煙よりも死亡リスクが高いというデータもあります。
④年金を増やす手段を検討するのもアリ
会社員の場合、勤務先の退職金や企業年金の制度を確認してみましょう。
勤務先の確定拠出年金で掛け金を上乗せできる制度があれば、年金額を上乗せする手段もあります。
また財形年金貯蓄で積み立てるのも OK です。
勤務先にそういう制度がない会社員や、自営業者は個人型の確定拠出年金を利用できます。
自営業者は国民年金基金を使うことも検討したほうがいいですね。
これらは掛け金が全額所得控除になりますので積み立て中は税金も軽くなります。
年金制度がなくなるかもとかいわれていますが、全くのデマだと思います。
支給条件が変わることはあるでしょうが、貰えなくなることはないでしょう。
こういった年金額を増やす手段を講じておけば、老後の不安も薄らぐと思います。
⑤住宅ローン、教育費に目処がついたら貯金に着手
とはいえ、老後の不安があるといっても、優先順位を間違えてはいけません。
家を買って住宅ローンがあるならそっちを完済するのが先です。
子供がまだ独り立ちしていないなら教育費をなんとかするのが先です。
老後の不安を気にするより、ローンがあるなら繰り上げ返済で早く完済することに専念した方がいいです。
住宅ローンと教育費さえなんとかなれば、その分は全額老後のための貯金に回せますので。
後は、自営業者や給料の安い会社員の人は特に、公的年金にだけはきちんと加入して保険料を払い続けることです。
プラスで個人年金や国民年金基金を利用して、掛け金を増やすことです。
結局コツコツ年金を払うのが一番の老後の不安を消す手段なんです。
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