- 親が年金払ってない!
- 老後どうするんだ…?
- 子供にたかる気か?ふざけんな!
そういった悩みをお持ちの方は、今のご時世珍しくないかもしれません。
最近は「どうせ年金もらえないから…」なんて考えて、年金を払わない人も増えているようですが…。
そんなのでどうするんでしょうか?
生活保護も年々減額されたり、審査が厳しくなってきたりしているのに…。
子供としては不安で仕方がないかもしれません。
そんな時の対処法を解説します。
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年金払ってない親は意外に多い!
最近はそういった、年金を払っていない人も多いんですよ。
年金を払っていないということは、国民年金の方だと思います。
正社員なら原則社会保険は強制加入なので、厚生年金が給料から源泉徴収されているのですが…。
非正規などで社会保険入ってなかったり、無職や自営業の方ですと国民年金を自分で納める必要がありますからね。
年金を払っていない人というのも、実際結構多いんです。
年金事務所の発表によりますと、国民年金の納付率は65.0%です。
未納率は35%くらいですね。
ですがこれは、「法定免除者・申請全額免除者・学生納付特例者・納付猶予者」については納付率の計算対象から省いているんです。
少し前の話ですが、年金問題に積極的に取り組んでいる河野太郎議員が、厚生労働省の資料をもとに世代別の年金納付率を算出していました。
それによると、平成25年度の年齢層毎の納付率は
- 20~24歳21.4%
- 25~29歳31.7%
- 30~34歳38.2%
- 35~39歳42.1%
- 40~44歳43.0%
- 45~49歳42.9%
- 50~54歳47.5%
- 55~59歳53.7%
となっています。
未納率はかなり多いみたいですね…。
あなたのように「親が年金払ってない」方も、実際はかなり多いことが予想されます。
年金未納だと、障害者になっても保障ナシ!老後は共倒れ!
親が年金払ってない!というのも、珍しい話でもないのですが…。
やはり払っておかないとまずいと思います。
老後の年金が貰えないこともそうですが、障害者になっても障害年金が受給できないのが痛いですね。
加入期間が3分の2以上ないと、障害年金は受給できないのです!
仮に障害者になって親が働けなくなったら、何の保証もないんですね。
人生何が起こるかわかりませんので、障害者になってしまうことも考えられます。
そうなると普通に働けなくなってしまいますので、障害年金がないと生活が詰んでしまいます。
しかも、いつ誰がなるかわからないのです。
払わない場合でも免除申請をしておけば3分の2の加入期間に算定されますので、申請は絶対にしておいたほうがいいです。
収入が低いなら認められますので、一度年金事務所に相談に行くと良いでしょう。
今からでも遅くないので、払えないなら免除申請を!
親が年金払ってない!という方は、親の所得が低すぎてそこまでお金が回っていないケースが多いと思います。
国民年金は、月1万6000円以上しますからね…。
ですが所得が低い場合は、国民年金は免除申請ができます。
年金を払えないほど所得が低いのであれは、免除申請をしましょう。
年金機構も鬼ではありませんので、経済力のない人に対して、「国民年金を全額払え」とは言ってきません。
ただ、これまで未納だった分に対しては、免除申請はできませんが…。
免除になれば、その間は一応年金に加入していたとして、老後の年金や、障害年金が受給できる資格に含まれます。
ずっと全額免除だったとしても、老後半分年金は貰えますからね。
免除申請をしておかないと損なのです。
全額免除にならなくても、半分免除になったり4分の1免除になったりします。
とにかく年金払えないのであれば、一度年金事務所に相談に行かせた方が良いでしょう。
無年金では老後施設入所もきつい!
親が年金払ってない場合でまずいのが、老後の年金です。
普通の人は老後年金があるから、介護施設などに入所もできてなんとか生活していくことができるのですが…。
年金を払っていないということは老後の老齢年金が貰えませんし、老後生活していくことができないのです。
家計経済研究所が2011年におこなった「在宅介護のお金とくらしについての調査」によると、月々で在宅介護にかかる費用の平均は6万9千円です。
施設に入れずに在宅介護をする場合でも、これだけかかるんですね。
国民年金満額払ってれば、ギリギリ全額賄えるかなくらいの金額なのですが…。
施設に入れる場合、比較的安価な特別養護老人ホームでも、月額7~15万円ほどかかります。
在宅介護なんてあなたが仕事辞めて介護に専念しないとできませんから、大抵はこういった施設に頼ることになるケースが多いです。
でも年金払ってないと、どうやってこの金額を捻出させるんですか?
最近は介護離職する人が年間10万人以上いますが、そうして在宅介護したところで、年金がなければ無理です。
そういった年金を払っていないようなバカな親は、あなたのことなんてなにも考えていないと思いますよ…。
年金払ってない親は、死ぬまで働かせることを考えるべき
親が年金払ってない場合、一刻も早く免除申請に行ったり、払えるだけ毎月払っていくべきです。
収入があるなら、一部だけ免除になったりしますし。
ただ親の年齢によっては、もう老後の年金は間に合わないかもしれませんね…。
未納だった分を追納する場合でも、遡れる範囲にも限度がありますし。
その場合は、親は死ぬまで働かせることを考えた方が良いと思います。
働き続けていれば認知症リスクも下がりますし、老後資金も自分で貯めていくことができます。
貧乏人は怠けずに、死ぬまで働かないといけないのです。
でないと、マジで共倒れになる可能性があります。
親が年金払ってない上に金もないと、確実に何かあったらあなたに泣きついてきますからね…。
できれば、そのまま過労でポックリ逝って貰うのが理想ですね…。
年金も払えない親だと、負の遺産の相続リスクも!
親が年金払ってないと、本当にあなたに負担がふりかかってくる可能性もあります。
現在の法律では親子の縁を切るなんてことはできませんし、見捨てたつもりでも何かあればあなたに連絡が来るでしょうからね…。
特に怖いのが、相続が発生した場合です。
そういった年金すら払ってない親ですと、隠れて借金してたり、税金を滞納しているケースも多いです。
恐ろしいことに、借金や税金滞納などの負の遺産についても、相続の対象になってしまうのです!
死んでから三ヶ月以内であれば相続放棄もできますので、心当たりがあるようであれば今のうちに対策をとっておいたほうが良いでしょう。
できれば法テラスなどに相談にいって、いつ親が死んでも良いように対策しておいたほうが良いかもしれませんね…。
年金払ってないような経済力の無い親は、こういったリスクもあるのです。
最悪見捨てる覚悟も必要かも…
そういった年金払ってない親は、最悪見捨てる覚悟も必要だと思います…。
正直自業自得だと思いますし、なんとかしようにも今は我々若者も余裕がない人が多いですし。
自分の生活だけで精一杯で、とてもではないが親の面倒まで見れない…という方も多いと思います。
親としても、こうなることは分かっているでしょうし。
覚悟がなければ、年金を払わない、免除申請もしないなんて愚考はできないはずです。
それに、中途半端に資金援助などをしてしまうと、生活保護なども通りにくいですからね…。
別居して「親に援助なんてできません!」と突っぱねれば、誰も援助する人がいないので保護も通りやすいです。
親が年金払ってないなら、もうマジで見捨てる覚悟でいないとダメかもしれません。
もしもの時のために、もっとお金を稼いでおいたほうが良いかも…
しかしそうは言っても、何か起こるのは突然ですからね…。
親が亡くなろうものなら、葬式代などもかかりますし。
年金払ってないような親は生命保険もかけていないでしょうし、負担としてのしかかる可能性があります。
貯金でもあればいいですが、まぁ年金も払ってないようなダメな親は難しいでしょうね…。
もしもの時のために、もっとお金を稼いでおいたほうが良いかもしれません。
今親に何かあれば、多分あなたがなんとかする羽目になると思いますし…。
それがイヤならさっさと音信不通になることですが、すぐにそうする覚悟がないと、何かあればあなたがなし崩し的になんとかする羽目になりますし…。
まぁ今は待遇良い仕事も多かったり、ネットの副業などもやりやすくなってきています。
将来が不安であれば、そうやってお金をもっと稼いで対策をとっていったほうが良いかもしれません。
⇒【手軽にできる】貧乏脱出には収入アップ!最適な副業をご紹介!
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まとめ
親が年金払ってない!というのは珍しい悩みでもありませんが…。
やはり何かあった時に、あなたに負担としてのしかかる可能性もあります。
バカな親は軽い気持ちで年金払ってないのかもしれませんが、何かあったら絶対あなたを頼ってくると思いますし…。
普段強気な人間でも、何かあれば弱気になって掌を翻すものです。
「年金なんて貰えないから払わない!」なんて言ってる奴が、いざ年金をもらう段になって困る…なんてのはよくあるパターンです。
まぁ見捨てるつもりで、もしもの時はやむを得ず金を出せるようにしておくしかないかもしれません…。
突然亡くなったりすると、あなたが葬式出す羽目になるでしょうし。
そうなるとお金もかなりかかります。
幸い今は仕事は多いので、もっと稼げる仕事に転職しておくなども良いかもしれませんね。