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貧乏生活の体験談をご紹介します。
今回は出産で仕事を辞め、子供がまだ保育所に入れず、年収80万円の自営業旦那の稼ぎだけが頼りの生活を送っている方の体験談です。
自営業は会社員と違って、売り上げが立たなければ全然稼げませんからね。
生活が苦しい自営業の方は、増えているかもしれません。
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旦那の年収は80万円!子供を保育所に入れられず働けない
結婚し子供が一人います。
出産で仕事を辞め、今は保育所に預けられる時を待ちながら子育てしています。
主人は毎日しっかり働いてくれています。
毎日10時間近くも働いていますが、自営業と言う事もあり、収入はかなり不安定で波があります。
出会った頃から比べると、仕事の忙しさはだんだん下降気味になっている事は知っていました。
しかし、それでも試行錯誤を続けながら経営をしています。
それでも今年の年収の見込みは80万円と聞かされています。
これでは正直、高校生がするバイトの方がマシなのではないでしょうか…?
友人が週末に単発バイトをしていますが、その収入すら年間40万くらいあると聞きましたし。
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しかし「もっと稼いでよ!」なんて言う訳にもいかず(離婚になるのでは…)、なんとかやっていました。
夕飯は毎日湯豆腐のみ!栄養不足で体調悪い
私は小さい子を一人見ていますので働きに行けません。出来る限りにやりくりをしながら生活を続けています。
食費は勿論定価では買えません。安いスーパーの更に値引き後を狙います。
子供には不憫な思いを出来るだけさせたくないので季節の果物は与えるようにしています。
その日の内に食べないと腐ってしまうのではないかと言うくらい熟れたものです。
食事の内容はかなり質素で、子供だけはしっかり食材から作った物を与えました。
私はその残りを食べ、ほぼ毎日湯豆腐を夕飯にしていました。
主人は自分で作って食べると言っていますが、ほぼカップラーメンです。
冬場は直ぐに風邪をひいていました。
少しでも食べるように作っておいても子供に上げるよう、と言って食べていません。
見ていて本当に辛かったです。
徹底的に節約!お風呂なんて贅沢だ
オムツ等の消耗品も購入していません。
少しだけ見栄を張らないといけない時や、どうしても外出先でウンチをされては困る場合だけ使用しています。
そんな日も滅多にないので、そのオムツもそろそろサイズアウトしそうです。
布オムツを使い、しっかり手洗いしています。
お金と仕事はありませんが、時間は沢山あるので出来るだけ手間をかけて家事をしています。
掃除も掃除機を使いません。電気代がかかるからです。
拭き掃除でごみを取るのも一緒に行います。洗濯は流石に洗濯機で行います。勿論残り湯です。
大人はお風呂に入りません。シャワーだけで対応しています。
ですので子供用に大きいバケツにお湯を溜めたものを使用します。
当時は本当にお金がなく、ネットのポイントサイトで5万円くらい稼ぎ、食費に充てていました。
結構ネットでも稼げるんだな、と確信したのを覚えています。
実家が命綱!お礼に家事を手伝います
生活費は全て主人の収入にかかっていますが、どうしても足りない時は主人の実家に帰ります。
私の実家はしょっちゅう帰っているので新鮮味はありませんが、主人の実家は主人が居る時に帰ります。
やはり孫が帰ってくると祖母は嬉しいようで主人が祖母に上手に言って少し工面して頂いております。
私はそんな事言えないのでじっと子供の世話をしているフリをしながら気配を消しています。
主人の母は年に数回の事だから、とお金をくれます。
嫌味も添えずに善意の気持ちでくれるのです。本当に有り難いです。
ですので、主人の実家に帰った時は普段の家の家事以上に手伝いを張り切ります。
資格もなく、仕事もなく、手土産も満足に持ってこれない嫁が出来るのはそういう事だけだと思っています。帰りは笑顔で見送ってくれます。
冷蔵庫にあった物やこの日の為に買っておいてくれたであろうベビー用の食品や数着の服をくれます。
こんな生活をしていたのが、丁度4年前の話になります。
看護師になって生活が安定!心底助かりました
この4年間で生活は大きく変わりました。
保育所に入ることができるようになって私は看護学校に入学しました。
看護師になりたいという気持ちよりも、資格がない事の就職難や安月給の打開の為です。
3年と言う期間は長く、やりくりの生活と勉強の両立、子育てが大変でした。
看護学校の学費は奨学金を借りましたので、その時はなくても構いません。
そして今年の春には晴れて看護師になりました。初任給24万円です。
主人がその時の社会やお客さんの入り方の加減で収入が不安定なだけに、私は少しでも固い仕事をしようと決めていました。
主人もそれからネットで副業をはじめ、収入の補填をしはじめてくれました。
これだけでもいくらかの収入の上積みができ、本業のほうも順調になっていきました。
国は待機児童解消に真剣に取り組んでもらいたいです
看護職に就いて半年位になりますが、毎月安定した給料がもらえるようになり、食事が豊かになりました。
主人は3年という期間は長く無駄ではないか?と始めは手っ取り早く就職を押しましたが、学生になる方が早かったのでその加減で保育所にも入ることが出来ました。
保育所に入れなかったら入学は諦めていたかもしれません。
入学してから協力して下さいました。
夕飯を作りに一旦家に帰ってきたり、私が実習で疲れてしまっている時は少し遠い保育所まで送ってくれました。
収入が安定し両親や主人のお母さんにもお礼がしっかり出来るようになりました。
未だに割引の食品を買う事は変わっていませんが、しっかりした資格、安定した収入、そして社会の一員として働ける毎日は私に合っているようです。
もう二度とあんな困窮した生活は送りたくありません。
独身時代は遊びまくって浪費していましたので、もっと余裕のあるうちに稼いでおいて貯金しておけば良かったな、と今もたまに思います。
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