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- 実家が汚いから帰りたくない!
- 物が多すぎるし、Gの住処になってる!
とお悩みの、実家が汚いから帰りたくないと考えている方のためのページです。
私の実家もゴミ屋敷状態になったことがあり、片付けたことがあるので気持ちは分かります。
あれは………もう思い出すのもイヤですね…。
実家の汚屋敷住人である親は汚いのが普通になってますから、異常だと思ってないんですよ。
最近は親世代も高齢化し、死期が近づいてきているため、実家の片づけが社会問題になってきています。
ただ、親が亡くなったら相続が発生しますので、ずっと避け続けているわけにもいかないかもしれませんね…。
汚い実家に帰りたくない時に、なんとかするための対処法についてまとめてみましたので、参考にしてみてください。
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少子高齢化と共に、ゴミ屋敷は増加傾向
最近は汚屋敷、いわゆるゴミ屋敷が増えてきているようです。
まだゴミ屋敷になっていない、ゴミ屋敷予備軍も約1万件くらいあるようです。
ただ、それは明らかに外から見てわかるようなレベルの話でしょうから、
- 「外から見てもわからないけど、家の中はやばい」
- 「家の中は物が多すぎる」
- 「全然掃除してない」
こんなくらいのレベルの汚屋敷実家は、たくさんあると思われます。
汚い実家に済んでる住人が汚いと認識してないと、こういうのは統計結果に出てこないんですよね…。
自覚してたら片付けるでしょうし。
最近は少子高齢化のせいで日本人の平均年齢は46歳くらいですし、掃除や片づけの体力もない高齢者が増えてます。
それに+して、現代社会は様々な物が安価に、或いは無料で提供されていたりしますし、捨てる習慣がないとどんどん物が溜まっていきます。
今後更に汚屋敷やゴミ屋敷実家は増加していくことでしょう。
そしてそんな汚い実家は、あなたのように帰りたくないと思われ、親の行き着く先は孤独死の可能性が高まりますね…。
親が存命中に話し合って片付ける
かなり大変ですが、親が存命中に話し合って片づけをはじめたほうがいいでしょう。
少しずつでも親も片づけをはじめてくれれば、片づけをする習慣も身につけて貰うことができ、これ以上無駄なものが増えなくなるかもしれません。
今の高齢者世代って、「物がたくさんある=生活が豊か」という価値観で生きてきた世代ですから、物を捨てるってなると凄まじい抵抗感を示す人も多いです。
まあ、何回か口論になることくらいは覚悟しといたほうがいいですよ。
- 「これはゴミじゃない!」
- 「俺のだ!捨てるな!」
- 「もったいない!まだ使えるんだから捨てるな!」
- 「全く最近の若い奴は……」
こんな事を言うに決まっていますし、実際これ全部私親に言われましたからね…。
明らかなゴミにしか見えないようなものでも、本人はまだ使うつもりだったりするので埒があきません。
一緒に片付けて、捨てることを覚えて貰う
そういう人たちはまず、「捨てる」という選択肢がないんですよ。
というかゴミだと判断して、捨てる基準が高すぎるというか。
本当に使えない物は捨てますが、「何かに使えそう」とかだととっておく傾向にあります。
- 使い終わった総菜のパック
- コンビニラーメンの容器
- 空になった牛乳パック
- ペットボトルの容器
- 着なくなった服
などなど…。
まあ何かには使える可能性はあるんでしょうが、今の時代はこんなのまた手に入りますし、普通なら即捨てですよ。
「片付けてよ!」と言うだけでは絶対にやらない!
とにかく捨てることを覚えて貰わないといけないので、親と協力して実家にあるものを捨てさせるしかないと思います。
こういうのは、親に「捨てろよ!」って言っても絶対に捨てませんから、あくまでも一緒に片付けるようにしないとだめです。
あなたにも家庭や生活があると思いますが、こういうのは一緒にやる形にしないと絶対やってくれません。
……まあうちはこれでなんとか片づき、その後も多少散らかることはあっても以前よりは捨ててくれるようになりました。
ウチはまだマシなほうですが、これが子供の言うことに聞く耳を持たない頑固な親だと、もう無理だと思います。
↓このマンガに出てくるような親ですと、もう親が死ぬまでどうしようもないでしょうね……。
まあこのレベルではないのであれば、一緒に片付けることでなんとかできるかもしれません。
ハウスクリーニングをプレゼントする
或いはもう、帰りたくないほど実家が汚いのであれば、もはや個人のレベルでは太刀打ちできないかもしれません…。
汚い、モノが多いというのは、それまでに少しずつ清掃しとけば問題なかった汚れやゴミが、その年数分だけ溜まってしまった状態です。
なのでハウスクリーニングなど、プロの清掃業者の力を借りたほうがいいかもしれません。
私は実家の片づけで
- 45リットル有料指定袋約450個分
- 粗大ゴミ約500キロ分
を一年以上かけて、少しずつ捨ててなんとかなりましたが、これ普通だと無理だと思います。
無駄に家が広くて、でかい家具や粗大ゴミも多かったので…。
なので大人しく、ハウスクリーニングなどの清掃業者に頼んだほうがいいかもしれません。
金で解決が一番労力的には楽です。
あまりにゴミが多い場合、100万円を超えるケースも珍しくない
まあそんな帰りたくないほど汚い実家ですと、数十万円どころか、100万円を越えるような金額になる可能性もありますが…。
狭い実家ならたかが知れていますが、田舎の農家の家とかはやたら敷地が広かったりするので、当然ながらその分片付け量が増え高額になる傾向にあります。
自力でやればごみ袋費用、粗大ごみ処理費用と家電リサイクル代くらいで済みますが、やっぱきついですよ。
ただ、どうしようもない頑固な親の場合、金を出してあげるといっても、恥ずかしいからか断ってくる親も多いみたいですね…。
その場合は、もう諦めて、死ぬまで放置しかないんじゃないですかね……?
そういうどうしようもない親は、葬式も直葬で安く済ませればいいと思いますよ…。
親が亡くなったら相続が発生!あなたが片付ける羽目に……
実家が汚くて帰りたくないとは言いましても、親が亡くなったらあなたがその汚屋敷をなんとかする羽目になる可能性が高いです。
兄弟がいればなんとか分担したり、稼ぎがいい長男でもいればなんとかしてもらうことはできるかもしれません。
が、一人っ子だとこれはもう確実にあなたが親の死後なんとかする羽目になります。
親が多額の預貯金を残してくれていたり、ちゃんと生命保険にでも入っていればいいですけどね。
そういうちゃんとした親ばかりではありません。
取り壊しも高額!分別も厳しいので取り壊し前に中を片付けなければいけない
ちなみに、取り壊すにしても約100万~200万くらいかかります。
家が広かったり、農家の家などで敷地内に倉庫や納屋がいくつもあるなら、そのぶん高額になります。
それに今は分別も厳しいので、取り壊し前に家の中は全部空の状態にしておかないといけません。
片付けまで業者に丸投げすると、取り壊し費用とダブルで負担が増えるので、かなりの金額になってしまいます。
モノが多かったら、+で結構な金額がかかっちゃう可能性が高いですね…。
金がある親なら放置して死後片付ける…というのでも構いませんが、そうでないなら今のうちに片付けをはじめたほうがいいかもしれません。
取り壊しは無理ですが、自力で片付けるなら少しずつ捨てていけば、ゴミ袋代や粗大ごみ処理費用だけでなんとかできます。
相続放棄をしても、管理責任は免れることができない!
最近はこの
- 「実家が汚いゴミ屋敷だけど、こんな家いらない!」
- 「親が死んで実家が空き家になってるけど、どうするか?」
ってのが社会問題になってます。
今や空き家率も20%近いですからね…。
都内の不動産なら資産価値あるでしょうが、地方の不動産なんてなかなか買い手もつかず、取り壊し費用を考えると赤字になることが多いです。
親にめぼしい財産もない場合、「実家は負の遺産だから、相続放棄しよう!」って人が最近増えてきてます。
ですが、相続放棄をしたからといって、管理責任まで免れられるわけではありません。
これは民法940条にかかれており、
相続放棄をした者は、その放棄によって相続人となった者が相続財産の管理を始めることができるまで、自己の財産におけるのと同一の注意をもって、その財産の管理を継続しなければならない。
とされています。
相続財産管理人を選任すれば管理責任からは免れられますが、裁判所に予納金を納めなければならず、最低でも数十万~100万円くらいかかるケースもあるようです。
コストが高いので、結局自分で実家をなんとかするか、放置してる人が多いみたいですね…。
危険な空き家は行政代執行で取り壊し、あなたに請求がくる可能性が
特に最近は空き家や相続放棄が増えてきており、行政も適切な管理がされていない空き家に対してはかなり厳しくなってきています。
元の相続人を割り出すのは簡単ですから、適切に管理されていない空き家は、行政からの管理指導命令がくる可能性があります。
あまりボロボロで危険な空き家ですと、行政代執行で行政が強制的に取り壊し、相続放棄をしていても管理責任があるあなたに請求がくる可能性が高いです。
というか実際、そういった事例がかなり増えてきているようですね…。
借金などは相続放棄すればそれで終わりですが、実家などの不動産は、結局子供世代がなんとかするしかないのが現状のようです…。
こういうの見ると、何も残らない賃貸のほうがいいですね。
子供に負の遺産を残すよりは、何もないほうが絶対いいです。
少しずつ片付けるか、お金で解決するしかない
とにかく少しずつ片付けたり、実家の最低限のメンテナンスはしておいたほうがいいかもしれません。
まあ外から見て明らかに屋根が落ちそうだったり、倒壊しそうでなければ、行政代執行まではいかないと思うので。
最近は取り壊しに補助金を出す自治体も増えてきていて、これからも更に増えていくでしょう。
まあ結局は、ある程度自分でやれるまでやったら、あとはお金を出して業者に任せることになると思います。
片づけは自分でできても、取り壊しなんて無理ですからね。
金で解決が一番楽!今のうちにお金を貯めておこう
今は若者世代は給料も上がらず厳しいのですが、まあなんとか収入を上げたりして対応するしかありませんね。
今のうちに転職したり、副業したりして、収入アップして備えをしておいたほうがいいかもしれません。
結局、金で解決できるならそれが一番楽ですからね。
親の死後業者に頼むと割り切るのであれば、実家の片付けで親と衝突することもありません。
最近はネットでできる副業なども増えてきていますので、手軽にはじめることができます。
特にポイントサイトなどは初心者でも手軽にお金を稼ぐことができますので、気楽にやってみるのも良いかもしれません。
少しでも貯金を増やしておけば、後で楽ができます。
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まとめ
実家が汚いから帰りたくないとは言っても、放置しとくと結局子供であるあなたが親の尻拭いをすることになる可能性が高いです。
今も新築の家はどんどん建っていますが、果たして子供が取り壊す時のことまで考えてる人はどのくらいいるのでしょうか…?
賃貸なら他の入居者や大家さんの目もありますし、引っ越す時にリセットできますが、戸建てで広い家だと、片付けられない人はため込むことになります。
そして親世代がまき散らしたゴミは、結局子供世代が片付ける羽目になります。
まあとにかく金があればそういった実家や親の汚い面を見ずに済みますから、お金は稼いでおいたほうがいいと思います。
汚くて帰りたくないなら、後で親が死んだ後にお金で全部業者に丸投げして片付けて貰うことも可能ですので…。
親が存命中になんとかしようとすると、確実に親と衝突する羽目になりますからね…。
金で解決できるのであれば、それに越したことはありません。
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