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- そろそろ実家を出たい!
- でも引っ越すお金なんてないし…
- 極力お金をかけずに家を出る方法はないかな…?
とお悩みの、家を出たいけどお金がない方のためのページです。
一人暮らしは一度は経験したほうがいいと言われていますね。
最近は「毒親」と言われる酷い両親も増えているみたいですから、早く家を出たいという気持ちは分かります。
タイミングを逃すと、いつまでたっても独り立ちできなかったりしますからね…。
最近はいい歳して実家に住んでいると「子供部屋おじさん」なんて馬鹿にされる傾向に
ありますので、実家に住んでいる方は早く出たいと思います。
さすがにタダで家を出る方法はないと思いますが、格安で出ていく方法ならあります。
家を出たいがお金がない方が安く住居を確保するための方法についてまとめてみましたので、参考にしてみてください。
⇒【手軽にできる】貧乏脱出には収入アップ!最適な副業をご紹介!
一人暮らしにかかるお金はいくら?
総務省統計局が公開している全国消費実態調査(2014年調査)によりますと、単身世帯の全国平均の家賃は4万7,638円となっています。
家賃が高めの関東地方の平均家賃でも、5万6,901円となっています。
政府の調査によると単身世帯の電気代平均は毎月約四千円、ガス代と水道代を合わせると概ね月1万円程度という方が多いと思います。
それに携帯代やインターネット料金などを合わせて月1万円程度、これは格安SIMにしたり、モバイルWiMaxなどに一本化すれば、五千円~七千円程度で抑えることが可能です。
これに、フリーターや自営業の人は年金や健康保険の支払いがありますね。サラリーマンの方は会社が半分払って源泉徴収されてますので、気にしなくて大丈夫ですが。
食費は一人なら月一万~二万円くらいでいけます。
まあ、手取り10万円程度あれば、最低限一人暮らしは可能です。
私も月10万円以下で一人暮らししていたこともありますし。
⇒手取り10万円で一人暮らしは可能!?薄給でも一人暮らしするには?
といっても、工夫次第で下げられる

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そうはいいましても、毎月の生活費なんてやり方次第でかなり下げられます。
私も以前東京で一人暮らししていましたが、月10万くらいでくらしてましたし。
そもそも、家賃の金額が住む場所や物件の探し方によってかなり変わってきます。
東京でも郊外であれば、月2万円から3万円位の家賃のところもありますし。
多摩市とかは、そのくらい安い家賃のところもありますよ。
→【SUUMO】3万円以下で探す多摩市の賃貸(賃貸マンション・アパート)住宅のお部屋探し物件情報
節約すれば生活費はここまで下げられる(単身者の場合)
食費は全て自炊にするのであれば、1人であれば月1万円ぐらいで済ませられます。
特に業務スーパーを活用すれば大容量の食材が安価で購入できます。
どうせ安い飲食店なんかは業務スーパーに売っているような食材で調理していますので、自炊だから不味いなんてこともありません。
⇒食費月一万円以下に抑えたいなら業務スーパーを使おう!コスパ最強の食材まとめ
通信費も、格安SIMにすれば月2千円ぐらいにできます。
私はBIGLOBEモバイルの3GBプランの通話SIMで契約していますが、通話はラインで済ませれば通話料はかからないので、月二千円もかかってません。
これに水道代、電気代、ガス代合わせて約一万円。水道光熱費を節約したいならガス解約したり電気を使わない生活をすれば、合わせて月五千円くらいにすることも可能です(お勧めはしませんが)。
あとは住居費さえ下げられれば、かなり安い金額で一人暮らしできます。
上で述べたように東京でも郊外の単身用物件なら三万円以下の物件がありますし、地方なら二万円以下とかも結構あります。
節約ガチ勢ですと、月五万円以下で一人暮らししている方もいらっしゃいます。
ただやはり一番お金がかかるのが、住居費ですね。
格安で住居確保するには、いったいどうしたらいいのでしょうか?
格安のシェアハウスを探す
格安のシェアハウスを探すというのも手段の1つです。
全く知らない他人と共同生活を送る感じですが、固まって住むことで生活コストが圧縮されますので、安く済むことができるのです。
敷金礼金のようなものはなしで、「デポジット」という、1ヵ月分ぐらいの補償金みたいなのを入れるところがほとんどです。
中には、食事も料金の範囲内で提供されるところもあるようです。
つまりは、食事もその金額の範囲内で提供してくれるのです。
まあ、持ち回りで料理当番があったりするみたいですけど…。
複数人で同居すれば、料理を一度に作ることができますので、結果的に割安になるんです。
料金は安いところだと3万円ぐらいのところから、都内ですと5万円とか6万円とかするところもありますね。
ルームシェア

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あるいは、誰かと広めの部屋を借りて、ルームシェアするというのも手段の1つです。
友人で一人暮らしをしている人がいれば、頼み込んでルームシェアをするのもいいかもしれません。
そうすれば家賃を折半で済ませてもらうこともできるかもしれません。
これであれば、敷金礼金がいりません。
契約人の退去と同時に追い出されるリスクはある
ルームシェアの場合、その部屋を契約している人次第の面があります。
契約者が引っ越すことになったり、物件の更新時期になったら家を出ることになります。
契約人はあくまでもその人ですので、その人が「もう他のところに引っ越すよ」と決めたら、あなたも出ていくことになります。
更新するのであれば、更新料は当然折半で払うことになるでしょう。
あるいは、ネットの掲示板で「ルームシェアしてくれる人募集!」というのもあったりしますが。
当然赤の他人なので、何があるかわかりませんが。
敷金礼金0円の物件を探す
あなたはあまりお金もないでしょうから、物件に入居する際の敷金礼金も払えないと思います。
でしたら、敷金礼金が0円、つまり初期費用が0円の物件を探すというのも手段の1つです。
田舎になるとこういう物件はほとんどなくて、都会にしかなかったりしますが…。
当然ながらデメリットもあります。
家賃を滞納した場合、敷金礼金を収めているのですぐには追い出されないことがほとんどですが、
敷金礼金0円の物件ですと、家賃滞納するとすぐに追い出されます。
もともとお金がない人が利用しているわけで、滞納し始めたら取りはぐれる可能性が高いですからね…。
代わりに高額な退去費用が請求される恐れも
また、最初に費用を取られない代わりに、物件から退去する際に、高額の退去費用を請求される場合もあります。
これはプロの不動産屋でもかなり見極めが難しいようです。
普通の敷金礼金を収める件ですと、退去時のハウスクリーニングの費用をそこから捻出するのですが、敷金礼金0では当然個別に請求されます。
その他余分な退去費用を請求される可能性もあります。
ド田舎のボロ物件を買う

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最近は過疎化が進んでおり、空き家がどんどん増えてきています。
今や日本の空き家率は、もう少しで20%に届きそうなところまで来ています。
つまりは、5軒に1軒ぐらいは空き家なんですね。
都会に住んでいると実感がないと思いますが、地方に行ってみると惨状が分かります。
本当に空き家多いですし、窓ガラスが割れたまま、草が伸び放題なまま放置されている家がたくさんあります。
今は子供が大きくなったら出て行ってしまいますし、親世代も施設に入ってしまったり、亡くなってしまったりしますし。
そのまま使う人がいないまま空き家に…というケースが多いです。
取り壊すと100万円ぐらいかかりますし。
固定資産税も上がるので、壊すに壊せないんですね。
「誰か知り合いに貸せばいいじゃん」と思うかもしれませんが、過疎化でその「誰か」がいないのが田舎なんです。
過疎化とか人口減少ってのは、そういうことです。
50万円以下で中古戸建てを買えることも
ド田舎の物件なんて、買っても固定資産税を払い続けなければならないので、全然売れません。
ババの押し付け合いの様相を呈してます。
一度所有してしまうと管理責任もあるし、手放したくなっても買い手もつかないし、死ぬまで固定資産税を払う羽目になります。
田舎の方では、50万円以下で一戸建てが買えるケースもザラです。
というか、「タダでもいらない」ケースがこれからどんどん増えます。
当然中古ですが、柱さえしっかりしていれば、最近は自分で勉強してリフォームする人も多いですね。
ただ、そういうボロい物件は、不動産屋に金払ってまで買い手を探す人は少ないので、個別に空き家の持ち主を探して交渉する必要があります。
安易に購入してしまうと、その後ずっと固定資産税がかかりますので、よく考えたほうがいいかもしれません。
といっても地価安いでしょうから、大した金額ではないですけど。
田舎の不動産なんて、今や負債でしかありません。
空き家バンクで探す
探し方としては、簡単なのは空き家バンクで探すことですね。
ただこれに載ってるような空き家は、リフォーム済みだったり状態が良かったりで、比較的強気な値段設定のことが多いですが…。
不動産業者が扱っている時点で、金になる物件ということなので高い傾向にあります。
空き家の家主と交渉して格安で借りる
あるいは、最近は売りに出していなくても、空き家を持て余している人が多いです。
人が住まなくなると湿気で痛みも早いですし、人が住んでいなくても固定資産税は相変わらず取られます。
手放そうにも、買い手がつかないと一生物件を所持したままになりますので…。
ですので、メンテナンスをしてくれるのであれば、タダでも住んでもらいたい…と思っている人も今多いようです。
草刈や家の修繕などをしないと、ご近所からクレームが来る可能性もありますし。
以前田舎暮らしを始めた人に会ったときに、年間3万円で一戸建てを借りてる人がいました。
月額じゃなくて、年間の金額です。
まあ、かなりボロい物件みたいでしたけど。
それでも田舎の地価の安い物件の固定資産税くらいは払えますし、「メンテナンスをしてくれるのであれば…」と喜ばれているようです。
勉強すれば、かなり大掛かりなリフォームでもできますからね。
ただ難点としましては、不動産屋はそんな物件扱いませんから、空き家の家主と直接交渉する必要があります。
空き家の家主としても、誰か知っている人に借りてもらうのであればやぶさかではないのですが、遠方で仕事が忙しいとそんなことをしている暇もないのです。
格安で土地を買って小屋を立てる

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単に家を出たいだけなら、ここまでする必要はありませんが…。
前述したように、田舎の家なんて、使わない人にとっては負債でしかありません。
それは土地も同様です。
ど田舎は地価が本当に安いですから、山一個100万円ぐらいで買えたりします。
土地さえ確保してしまえば、後は家を建てるだけです。
とは言え、大きい家ですと、自分で立てるのは難しいです。
ですが、四畳半や6畳程度の小さい小屋であれば、素人でも立てられます。
小屋作成キットなら組み立てるだけ
最近は、「小屋作成キット」みたいに、説明書通りに組み立てれば完成する小屋もありますから。
そういうのは50万円ぐらいかかったりしますけど。
ですが、材料は本人次第でタダとか、格安でもいけます。
2×4工法でしたら、素人でもちょっと勉強すれば作れます。
ですが、最近は「素人が建てたなんて信じられない!」と思うような、立派な家でも自力で立てている人がいたりします。
最近は女性でも自分で家を建てている人がいるみたいですよ。
作り方の本も出ていますので、興味があれば読んでみるとよいでしょう。
まとめ
都内だときついですが、地方都市から少し離れた市町村などになると、本気で過疎化が進行しています。
「不動産は資産!」と言われていますが、田舎の物件なんて負債でしかないですよ…。
親や親戚の物件を相続させられた…なんて人はかなり多いですから。
最近は相続放棄も増えてきていますし。
なので、やり方次第で格安で住む場所を確保することは、十分に可能です。
人がいてこそ家の価値も出てきますが、今は人が減ってきていますから…。
東京オリンピックの後くらいから、本気で不動産は投げ売り状態になる可能性がありますね。
あとはお金がなくまだ家を出れない方は、もっと稼いで早く家を出れるようにしたほうがいいでしょう。
幸い今はネットなどでも手軽にお金が稼げるようになってきていますし、副業もやりやすくなってきています。
今よりもお金を稼いで、早く家を出たほうがよいでしょう。
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