ひきこもりなのに多額の借金!?社会復帰の5つのポイントとは?

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  • ひきこもりなのに借金があってやばい!
  • でも今更外で働くなんて…
  • 一体どうしたらいいんだ…?

 

とお悩みの、引きこもりにも関わらず借金を作ってしまって途方に暮れている方のためのページです。

 

引きこもりの方ですと消費者金融などでは借りられないでしょうから、ひきこもる前に作った借金なのか、或いは以前作ったクレジットカードでの借金なのかもしれません。

借金がある以上、外に働きに出て自力で返さなくてはいけません。

 

でも、いきなり働きはじめても、引きこもりの方ですと長続きしないような気がしますし。

そもそも外に働き出るための第一歩すら踏み出せない人が多いでしょう。

 

なんとか外で稼ぐための第一歩をまとめました。

 

①長期間ひきこもってたなら、準備期間が必要!

ひきこもりの人がいきなり働き始めたとしても、恐らく続かないと思います。

 

まず体力もコミュニケーション能力も堕ちてしまっているでしょうし、生活リズムも崩れているでしょうから。

世間の生活リズムに合わせたりしていくことから始めないといけないと思います。

 

というか、本人が心から社会復帰したいと思っていないと顔に出ますし、バイトといっても誰でも受かるわけじゃありません。

今のまま応募してもバイトの面接すら突破できないかもしれません。

 

まず準備期間が必要な気がしますね。

ホームレスの社会復帰でも、似たような話があって。

 

ホームレスが社会復帰したと思ったら、すぐ死んでしまうケースが多いらしいです。

心筋梗塞とかで。

 

それまで自由気ままな生活をしていたのに、いきなり世間に合わせてしっかりした生活をしだしても、体も心もついていかないのかもしれません。

 

まああんまりリハビリに長い時間使うのもアレですけど、最低1か月ぐらいは必要なんじゃないかと思いますね。

 

②夜の散歩でもいいから、外に出ることから始める

とにかく、外に出る習慣を作らないと話になりません。

外に働きに出るためには、まず外に出る能力が必要なんです。

 

外に出るだけではなく、外で長時間過ごす能力も必要です。

結構長い期間引きこもっていて、ほとんど家で過ごしていたような人は、まず夜の散歩からでもいいですから外に出る習慣をつくりましょう。

 

昼の散歩のほうが、脳内物質のセロトニンが出ますので望ましいのですが、まあ最初は夜からでも構いません。

 

とにかく外に出る習慣を作ることです。

まずここからはじめないと話になりません。

 

千里の道も一歩からです。

 

③家以外の場所で長時間過ごす習慣を作る

多分一日中家にいるんだと思いますが、家以外の場所で過ごす習慣をつくらないと駄目です。

 

そもそも人間も動物ですし、体を動かさないといけないように作られています。

一日中引きこもっている生活をしていたら、心身ともに不調が出てくるのは当たり前です。

 

私だって1日中ずっと家にいるだけで気分が悪くなってきますし。

とはいっても、一日中外をずっと歩いているというのもアレですから、図書館などの公共施設に通うといいかもしれませんね。

 

というか、タダで使えて長時間ずっといられるところとなると、そのくらいしかありません。

 

そういう公共のスペースですら長時間過ごせないならば、働くことなんて無理ですから。

 

とにかく家以外の場所で長時間過ごせるようになりましょう。

図書館ならば周りに人がいますし、周りに知らない他人がいる環境にも慣れることができます。

 

そういう環境で長時間過ごせないと、働くなんて絶対無理だと思います。

 

④サポステに通う

あなたのような、引きこもりやニートの人のために国が作ってくれた就業相談機関で、若者サポートステーションというのがあります。

 

通称サポステです。

概ね40歳未満の、働くことに不安を抱える若者が利用することができます。

 

まあ何をやってくれるかといえば、話を聞いてくれたり、面接の練習などをしてくれたり、これからの進路の相談に乗ってくれたりするだけですが。

 

ですけどあなたのような人って、家族以外の人間と断絶されていますから、外に相談する人がいるってかなり貴重なんですよ。

 

ここを社会復帰のための足がかりにするといいと思います。

というか、あなたのような人が相談できる機関って、現状ここしかありません。

 

あとは心療内科のカウンセリングなどですが、大抵薬もセットでついてきます。

薬は副作用強いですし、就職の相談には乗ってくれないですしね。

 

⑤慣れてきたら単発バイトから働く

引きこもりの人が、いきなり長時間働くとか無理だと思います。

働くとなると人間関係もありますし、コミュニケーション力も落ちてるでしょう。

 

まともな社会生活を送っている人に対して劣等感もあるでしょうし。

まずは無理せず、一日だけ働けるようになることを目標にしてください。

 

1日余裕で働けるようになれば、2日、3日、1週間と働けるようになります。

1か月も継続して働けるようになれば、常勤のバイトや派遣などを探しても良いでしょう。

 

いきなりフルタイムのバイトや派遣の仕事を探しても、別にやりたいなら構いませんけど、高い確率でついて行くことができないでしょう。

無用な劣等感を感じてしまう可能性もあります。

 

今すぐにでも働き始めて借金返済の為にお金を稼がなければいけないにも関わらず、心が折れて挫折してしまっては、もう行動することができなくなってしまいます。

 

焦る気持ちはわかりますが、ここは少し心を抑えて、徐々にステップアップしていったほうがいいでしょう。

 

 

まとめ 額によっては債務整理も検討

借金の金額によっては債務整理を検討しなくてはいけないかもしれませんが、債務整理にも金はかかる。

 

弁護士や司法書士に支払う報酬額です。

まあ、いずれにせよ返済の目処、これからの生活どうすんの?ってのは聞かれますから、働いていないと厳しいです。

 

債務整理にもいくつかの種類があって、借金を減額することも可能ですが、返済計画を聞かれます。

 

弁護士や司法書士に払う報酬を用意できたとしても、働いていなかったら返済計画を説明することができませんので、無理だと思います。

 

概ねざっくりですが、仮に自己破産するとしたら、数十万円ぐらいは必要です。

借金の額は大きいかもしれませんが、とりあえず外に働きに出ることを考えたほうがいいです。

 

働いても返済がきついようであれば、「このまま働いていても返せません」という理由になりますので。

 

まあとにかく、一歩ずつやっていくしかないですね。

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