- フリーターだけど週6でバイト入れてる…
- 時給そこそこだから、確かに稼げるけど…
- この生活してていいのか?不安!
そういった悩みをお持ちの、フリーターで週6でバイトしている方のためのページです。
最近は非正規の人材なんてなかなか集まらない会社が多いですから、そういった方も多いと思います。
今は若者が減ってますから学生バイトもあまり来ませんし、フリーターも貴重な戦力になってる会社が多いです。
ただフリーターですと将来が不安で、このままで大丈夫なのか?という気がしてくると思います。
一体どうしたらいいのでしょうか?
稼げてるなら、別にフリーターでも構わない!
最近は最低賃金も上がってきており、バイトの時給も上がってきています。
地方だとまだまだ安いですが、東京だともう最低賃金が950円くらいまで上がってきていますからね。
なので週6でバイト入れれば、かなり稼げてしまうんですよ。
最近はバイトなんて集まらない傾向にありますから、毎日フルタイムで正社員並に働かされている人も多いでしょうし。
月30万円近く稼いでいる人も結構いるのではないでしょうか?
こういう話題になると絶対頭の悪い連中が
- 「フリーターで働いて年収上げても無意味!」
- 「いい歳してフリーターだと人生終わり」
- 「フリーターとか人生終わりやで!生活保護予備軍!」
- 「フリーター礼賛されてた当時の連中は、今悲惨だよぉニヤニヤ」
こういったことを言ってくる傾向にあります。
というか「週6バイト フリーター」で検索したらそういう記事たくさん出てきましたね…。
まぁ一昔前だったら確かにそうでしょうが、今は正社員の労働環境もかなり悪化してきていて、その割にフリーターの待遇は上がってきてます。
フリーターなら働いたぶんはちゃんと貰える傾向にありますが、正社員だとサービス残業も多く、時給換算すると……というケースも多いですし。
別にフリーターでも週6で頑張って稼げてるなら、それでいいかもしれません。
正社員になってもブラックだと消耗するケースが多い
これ、最近本当に正社員の労働環境も悪化しているケースが多く、割に合わなくなってきているんですよ。
過労死とか過労自殺が話題になっていますが、そのほとんどは正社員ですからね。
バイトなどの非正規だったら、最悪バックレて辞めればいいだけの話です。
バイトなんていくらでもありますし。
まぁ私は正社員もバックレたことありますけど。
正社員でも時給換算で2000円も3000円も貰えるいい会社に勤めてるならいいんですけどね。
残業代が出ない会社ですと、そんなに貰えません。
- サービス残業
- みなし残業代制
- 裁量労働制
こういった制度の会社ですと、いくら残業しても残業代出ないか固定残業代制なので、時給換算するとマジで悲惨です。
フリーター並ならまだいいほう、最悪の場合最低賃金割ります。
それならまだバイトでもしてたほうがマシなのでは…。
この国では未だに「正社員は高待遇」という幻想を抱いている人が多いです。
彼ら彼女らは、「正社員なら確実にフリーターより遙かに良い待遇で働ける」と本気で思ってるのでしょうか?
ただ、今は良い会社の正社員も見つかりやすくなってきている
とは言いましても、最近は少子高齢化や団塊世代の大量退職により、仕事はかなり見つかりやすくなってきています。
ブラックな会社も多いですが、比較的労働環境の良い会社でも採用難に陥っている会社が増えており、良い会社も見つかりやすくなってきています。
というかそもそも若者の人口が減っており、あなたのような若い労働力が貴重になってきているんです。
驚くべきことに、我が国の平均年齢は少子高齢化のせいでもはや46歳を越えてますからね…。
若者を採用したくても、割合が少なすぎて採用できなくなってきているのです。
これが人手不足の正体です。
なので今ならあなたのような若い方なら、フリーターの職歴しかなくてもかなり採用されやすいです。
比較的労働環境のいい会社に行きたいなら、エージェントなどを活用するのもいいかもしれません。
やはりずっとフリーターは世間体が悪いので、将来不安ならば正社員を目指しておいたほうがよいでしょう。
こちらで詳しく紹介していますので、参考にしてください。
せめて社会保険がある職場でフリーターする
ですがそうは言いましても、なかなか「よし正社員になろう!」なんて突然就職活動を始めだす人は少ないかもしれません。
今なら比較的良い会社で正社員になれる確率は高いですが、やはり正社員になると責任も増えますし、結構大変ですからね。
まぁずっとフリーターでも生きてはいけると思いますが、せめて社会保険に入れてくれる職場で働きましょう。
未だに「フリーターは福利厚生が無いから、何かあったら死ぬ」なんて言う情報がアップデートされてない化石みたいな人がいますが、今はフリーターの社会保障も拡充されてきています。
2016年に法律が変わり、フリーターでも社会保険に加入しやすくなったんです。
このページを見ている方では、もしかしたらもう加入している人も結構いるかもしれません。
社会保険に加入できれば、
- 老後の保障が手厚い厚生年金に加入できる
- 怪我や病気の保障も手厚い協会の健康保険に加入できる
- 失業しても雇用保険から失業給付が貰える
- 仕事上の病気や怪我なら、労災保険から労災がおりる
などのメリットがあります。
入ると入らないでは何かあった時の保障が大違いなので、せめて社会保険に入れる職場でフリーターしましょう。
社会保険に加入すれば、正社員と同等の福利厚生が受けられる
「正社員は福利厚生が手厚いから…」とか言われているのは、ぶっちゃけこれらの社会保険がメインです。
ですが今は法律が変わって、その程度はフリーターでも条件満たせば加入できます。
なのでこれからもバイトを週6で入れてフリーターを続けるつもりであれば、せめて社会保険に入れてくれる職場で働きましょう。
しょぼい中小零細企業や、大手企業でも待遇悪い会社だと、本当に福利厚生が社会保険くらいしか期待できないケースも多いです。
しょぼい会社の正社員だとボーナス無しか、出てもせいぜい年2ヶ月分とか寸志程度、
退職金があっても月5000円程度しか積み立ててくれない会社も多いですね…。
というか今は約25%の会社では退職金制度自体無いです(厚生労働省調べ)。
最近は基本給抑えてる会社も多いので、ボーナス二ヶ月分といっても実質月給一ヶ月分くらいだったりしますね…。
基本給を安く抑えて手当てで給料増やしてる会社だと、ボーナス数ヶ月分でも大した金額にはなりません。
良い会社の正社員ならこれ以外にも住宅補助がたくさん出たり、退職金がたくさん出たり、ボーナスもたくさん出ます。
それらを「福利厚生がいいから」と魅力と捕らえてる人も多いです。
が、世の中の99%以上を占める中小企業の多くでは、そんなに福利厚生なんて期待できません。
まぁ正社員の福利厚生のメインとなるのが社会保険だったんですが、今は上でも述べたようにフリーターでも条件満たせば入れますし。
まぁフリーターでも社会保険に入れれば、「しょぼい中小企業正社員と同等程度の福利厚生」は享受できます。
最近はボーナス出る非正規も統計によると約3割はいるみたいですし。
会社によっては非正規に限らず全社員、退職金や財形貯蓄かけてくれる会社もあります。
まぁ最低でも社会保険に入れてくれる職場を探しましょう。
週6で働いてるなら労災リスクなども高いので、そのほうが安心です。
フリーターでいくなら、老後の備えはちゃんとすべき
週6日もバイト入れてるフリーターの方ですと、月給自体はそこそこ稼いでる人が多いと思います。
時給が高めの都会ですと、バイトでも時給1500円くらい行くケースも増えてますからね。
地方の底辺正社員だとそんなに貰えないですよ…。
ですがやはり今の時代は不安定で、老後も不安でしょう。
フリーターですと退職金も無い人が多いでしょうし。
最近は自分で用意できる退職金みたいなのも出てきているので、少しずつでも毎月積み立てていくといいかもしれません。
「個人型確定拠出年金」というものをかければ、退職金の無いフリーターや自営業者、無職者などでもお金さえかければ自分で退職金を作れます。
しかも掛け金は全額所得控除できますので、確定申告すれば翌年の税金が安くなるのでお得なのです。
掛け金は最低月5000円からかけられますので、老後のために少しでも積み立てておくのもいいでしょう。
というかしょぼい中小企業の正社員ですと、退職金制度があっても月5000円程度しか掛けてくれてないケースも多いですからね…。
まぁ自分で貯金を増やしたり他の投資で運用してくつもりならいいですが、何らかの将来の対策はしていったほうがいいでしょう。
⇒個人型確定拠出年金ナビ(iDeCoナビ)~イデコ加入ガイド~
フリーターは、副業で収入源の分散を図っておくべき
あとは、せっかくフリーターしてるので、副業もしていったほうがいいかもしれません。
正社員ならば副業禁止の会社が多いですが、フリーターならば大手を振って副業をすることができますし。
というかフリーターは正社員に比べて雇用の安定性が低い面もありますし、単純作業系の仕事だとこれから先自動化や人工知能の台頭にによって失業する恐れもあります。
副業でキャリアをもう一本走らせておき、同時に収入アップを狙うのもリスクヘッジのためには重要です。
まぁ週6日もバイト入れてるとなかなか大変かもしれませんが、それもずっと続くとは限らないですし。
収入源や稼ぐ手段は多い方が良いのです。
幸い、最近はネットが発達してきたこともあって、ネットで稼ぐ方法なども増えてきています。
そういった手段の副業ならスマホからでもできますし、そちらの稼ぎが多くなれば自営業で独立することもできます。
こちらでネットで稼ぐ方法について書いていますので、参考にしてください。
⇒【手軽にできる】貧乏脱出には収入アップ!最適な副業をご紹介!
これからは労働人口も更に減り、フリーターでも仕事には困らないかも
フリーターしてると、将来が不安かもしれません。
特に週6日も働いてると時間が経つのもあっという間で、「こんなことしてていいんだろうか」と思えてきますし。
ただこれからは向こう数十年は、人口動態的にみても更に労働人口が減っていくことは確定してます。
更に人手不足は進み、労働力は貴重になっていくでしょう。
よく「フリーターは中高年でバイトクビになると、バイトすら見つからず死ぬしかない」なんてこと言う人もいますが、その心配は少ないと思います。
今ですらあまりの人手不足で、定年後の使えない高齢者すら労働力にしないと社会が回らなくなってきてますからね。
仕事にはあまり困らない可能性は高いと思います。
ただそれは正社員も同じで、今も若者が集まらず人手不足で倒産する会社も増えてきています。
やはりフリーターとなると世間体も悪い傾向にありますし、結婚も反対される可能性が高いです。
今は労働環境の良い正社員の仕事も結構あるので、これからの人生が不安であれば正社員になっておいたほうがいいかもしれません。
フリーターでも生きられるとは思いますが、正社員のほうが周りと軋轢を生まずに無難に生きられると思います。
まとめ
今はバイトの時給も上がっており、週6バイトでフリーターをしているだけでも、結構稼げてしまう人も多いです。
地方でも時給高い夜勤バイトでも週6ですれば月20万くらいは稼げますし、都会なら更に時給高いので月30万くらいは行くケースも多いです。
そのくらい稼げてると、「正社員にならなくてもいいんじゃね?」みたいに思ってきますが。
やはりフリーターは世間体も悪い傾向にあるので、なれるなら正社員になっておいたほうがいいかもしれません。
有効求人倍率の高い今なら、正社員になることなんてそれほど難しくはないですし。
或いは正社員はちょっと…というのであれば、先のことも考えて社会保険ありのバイトを探したり、副業や老後の備えなどをしていくべきでしょう。
まぁ金さえ稼げりゃ仕事なんて何でもいいとは思うので、自分がこれから先無難に生きていけそうな道を選択すればいいと思います。