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- フリーターだけど、親が死んだらどうしよう!
- 一人で生きていけるかな…
とお悩みの、フリーターで「親が死んだらどうしよう」と悩んでいる方のためのページです。
最近はワーキングプアの若者が多く、実家を出られない人も増えています。
あなたもおそらく、そういった方なのではないでしょうか?
引っ越すとなるとお金もかかりますし、安い給料ですと引越し代金を捻出するだけでも大変ですからね…。
ですがそんな状態で親がなくなってしまったら、一体どうなってしまうのでしょうか?
何とかするための方法をまとめてみました。
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フリーターだから問題、というわけでもない
これは別に、「フリーターだから、親が死んだらまずい」という問題でもないと思います。
フリーターに限らず、ワーキングプアの底辺正社員も同じ問題に直面するはずです。
最近は正社員でも、一人暮らしできるほど稼げない人が増えてきていますからね…。
そういった人ですと正社員でも実家暮らししていたりしますし、そこで親が無くなったらやばいことになるかもしれません。
最近は雇用形態に限らず、若者の貧困が問題になってきています。
なので、フリーターだから問題というよりは、経済力がないから問題…ということです。
最近は、お金をかけず質素に行う葬式が増加
「親が亡くなったらどうしよう」と考えている人のなかには、これを心配している方も多いのではないでしょうか?
つまりは、「葬式ってたくさんお金かかりそうだけど大丈夫かな?」という疑問です。
ですが最近は、あなたのようなお金がない人が増えてきており、質素な葬式も増えてきています。
50万円以内で行う、小さな家族葬も増えてきてますよ。
あるいは葬式をせず、火葬場に直行するというのも増えてきています。
この場合は、10万円もかかりません。
見栄をはって一般的な葬式を行なってしまうと、全国平均で約200万円ほどのお金がかかってしまいます。
まあ葬儀自体は100万円くらいで済むのですが、お坊さんに払う戒名の料金などが高く、平均で50万円くらいかかります。
まぁ最近は、そういったものの支払いを拒否する人も増えてきていますが…。
いざ親がなくなってしまうと、混乱して業者の言いなりになってしまいがちです。
比較的余裕のあるうちに、近くの葬儀会社の相場などを調べておくことをおすすめします。
親に大した財産がないなら、相続税は心配ない
中には、これを心配している人もいますよね。
- 「実家暮らしの人は、相続税を払えなくて追い出される!」
- 「実家にパラサイトしてる人は、親が死んだら相続税が払えなくて終わる」
等々。
正社員でバリバリ働いていて、「俺世間のことをよく知ってるぜ!」みたいな顔をしている人すら、
これについては知らなかったりします。
相続税については、3000万円までは基礎控除として相続の金額から引くことができます。
つまりは3000万円以下の財産であれば、相続税はかからないというわけです。
中流以上の家庭でなければ、あるいは都内の一等地に財産があるとかでなければ、これには当てはまらないと思います。
地方の土地の評価額なんて、二束三文ですからね…。
そんなに何千万円も遺産がある親御さんも少ないでしょうし。
多くの人には、これはあまり心配はいらないと思います。
親に経済的援助をしてもらってたならまずい
一番やばいのは、これです。
あなたの稼ぎだけでは生活できず、親が協力して生活を成り立たせていた場合は、親が無くなったら生活が立ちいかなくなります。
考えてみれば当たり前のことですが…。
また、地味に痛いのが、親を扶養に入れていた場合、扶養控除が効かなくなってしまうことです。
親を扶養に入れていると、年間の所得から38万円、引くことができます。
つまりは、その分税金を支払わなくて済んでいるのです。
親が亡くなった場合、そういった税金の恩恵も受けられなくなってしまう可能性があり、負担が増えてしまうことも考えられます。
まあ、あなた1人の稼ぎで生活できるぐらい稼いでいるのであればいいですが、そうでないのであればちょっと考えておいたほうがいいかもしれませんね。
今のうちに正社員を目指す
こんなページを見ている、「親が死んだらやばいかも」と考えているフリーターの方は、
ちょっとこれからのことを真剣に考えたほうがいいと思います。
おそらく、自分ひとりで満足に暮らせる位のお金は稼いでいないのだと思います。
でなければ、こんなページを見ているはずがありませんからね。
でしたら、今のうちに正社員を目指すというのも手段の1つです。
幸い、最近はかなり正社員になりやすくなってきているんですよ。
少子高齢化のせいで労働人口が減少してきているので、働く人が減っています。
それに伴って、有効求人倍率が高止まりしており、正社員だけの有効求人倍率でも、1倍を超えました。
「就職が楽勝だった」と言われていた、バブル期の水準すら今は越えてしまいましたからね。
つまりは、あなたのようなお金がないフリーターでも、正社員に返り咲くのであれば今がチャンスなんです。
このチャンスを逃さないうちに正社員になって、将来の不安を払拭しておくことを強くおすすめします。
親の扶養に入ってるなら、最低でも社会保険ありの職場へ
これも、やばいパターンですね。
あなたのような、フリーターで「親が死んだらどうしよう」と考えている方というのは、もしかしたら親の扶養に入っているのではないでしょうか?
当然ですが、親がなくなってしまったら、扶養する人がいなくなってしまいます。
扶養に入ることで一番恩恵を受けていたのは、健康保険ですね。
フリーターの方で社会保険に入っていない人ですと、国民健康保険に加入して保険料を支払わなくてはいけません。
ですが国民健康保険の料金は、比較的高めです。
「保険料払いたくないから保険証いらない!」みたいに言っているフリーターの方も結構多いみたいですからね…。
その場合は、今からでもいいので、社会保険に入れてくれる職場を探しましょう。
最近は法律が改正されて、正社員でなくても、アルバイトの人でも条件を満たせば社会保険に加入することができます。
社会保険に加入すれば、
- 国民年金よりも手厚い厚生年金に加入できる
- 怪我や病気で仕事を休んでも、傷病手当金が出る健康保険に入れる
- 失業したときも、雇用保険で失業給付がもらえる
- 保険料は会社が半分折半で負担してくれる
などのメリットがあります。
まぁつまりは、親の代わりに会社が扶養してくれるようなものですよ。
本当は正社員を目指したほうがいいのですが、「正社員は責任が重いから大変そう」みたいに尻込みしている人も多いと思います。
でしたら、そこそこの規模の会社であればアルバイトでも社会保険に入れる会社が多いので、そういった職場に転職してしまうことを強くおすすめします。
もっとお金を稼いで貯金しておくべき
こんなページを見ている時点でおそらく、あなたはろくな貯金もできていないのではないかと思います。
たくさんの貯金があれば、将来の不安もありませんし、親の葬式代なども捻出できますからね。
こんなページを見なくても余裕で暮らせるはずです。
ですがこんなページを見ているということは、あなたはろくな貯金も無いのだと思います。
でしたら、今のうちにもっと稼いで貯金をしておくことを強くおすすめします。
幸い最近は、ネットで手軽に副業ができるようになってきている時代ですからね。
そういったところで稼いで、収入を補填していくと良いでしょう。
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親が亡くなる前にも、親の介護をしなくてはならなくなる可能性が高いですからね。
そうなった場合、当然ですが介護の費用もかかってきます。
貯金がなかった場合、生活保護でも何とか受けなければ、生活が立ちいかなくなってしまう可能性が極めて高いです。
比較的余裕のある今のうちであれば色々と対策が取れると思いますので、今のうちに稼いで貯金をしておきましょう。
お金があれば生き残れますからね。
孤独対策としては、結婚か交友関係を増やす
あるいはもしかしたら、これを心配している方もいるかもしれません。
「親が亡くなってしまったら、孤独になってしまう!」という。
最近は、あなたのような方も増えて来ているのですが、何とかするためには、結婚をしたり、交友関係を増やしておくといいかもしれません。
最近は未婚率が上昇してきており、独身の方も増えてきていますからね…。
結婚しなくても何とかなるとは思いますが、交友関係を増やしたりして、孤独にならないようにしておくべきです。
海外の大学が行った調査によりますと、
- 「孤独な人は早死にする確率が高い」
- 「孤独は肥満の2倍危険」
- 「孤独は喫煙よりも死亡リスクが高い」
という統計結果が出ています。
早死にしたくないのであれば、今のうちに孤独に対する対策をとっておいた方がいいかもしれません。
まとめ
最近はワーキングプアの方も増えてきていますので、あなたのような方も珍しくはないと思いますが…。
いざその時になってしまうと、何も対策が取れないと思います。
一番は、とにかくお金ですね。
お金さえあれば、色々なことに対策をとることができますから。
お金がなければ、何もできません。
あなたの年齢がいくつだかわかりませんが、可能であれば今からでも正社員を目指して、稼ぎを増やして、将来に備えるべきです。
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