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- フリーターだけど、年金なんて払わないよ!
- どうせ年金なんて老後貰えないんだろ!?
- 生活苦しいのに、年金なんて払ってる余裕ないよ!
とお考えの、フリーターで年金を払わない、払いたくない方のためのページです。
フリーターですと社会保険に入っていない人が多いでしょうから、そういう人も多いかもしれません。
正社員だとほとんど社会保険に加入してますから、厚生年金が源泉徴収されてますからね。
ですが、果たして払わないってのはいいんでしょうか?
⇒【手軽にできる】貧乏脱出には収入アップ!最適な副業をご紹介!
国民年金未納者は多いが…
あなたのような、国民年金を払わない人というのは実際多いです。
厚生労働省の調査によりますと、2014年度のデータで国民年金の納付率は63%です。
しかも低所得者などは納付が免除されますから、そういった割合を引くと、実際の納付率は約4割のようです。
社会保険に加入していない、あなたのようなフリーターの方や自営業者、無職の方などで、実際に納付している人が4割です。
これはかなり低いと言わざるを得ないでしょうね…。
正社員ですと源泉徴収されてますから、原則納付率は100%ですから。
まあ正社員でも、会社が違法に加入のがれしてて、保険料だけ徴収して着服してる悪質な会社もありますが。
ですが国も手をこまねいているだけではありません。
最近になって、対策に乗り出しているのです。
国民年金差し押さえ件数は、年々増加!
実は、国民年金未納に対する差し押さえ件数は、急増しています。
日本年金機構が発表した調査によりますと、
- 平成24年度 6206件
- 平成25年度 10476件
- 平成26年度 14999件
と、右肩上がりで急増しています。
今後はますます増えるでしょうね。
少子高齢化で年金の財源に余裕なんてありませんから、取り立て強化するに決まっています。
収入が低くて払えないなら、免除申請すべき
あなたのようなフリーターで、
- 「年金なんて貰えないから払いたくない!」
- 「というか給料安いから払う余裕ない!」
こういった方は実際多いです。
ですが低所得で払えないのであれば、納付の猶予や免除の制度があります。
条件を満たせば誰でも通りますし、猶予や免除が通った期間については年金の加入機関として計算されますから、その分は年金を一部払ったものとみなされます。
つまりは手続きだけしておけば老後年金が貰える可能性があり、やらないと明らかに損なんです。
何も考えず未納にしてる人が多いですが、手続きしとけば払わなくても年金貰える可能性があって、得なんですよ。
ずっと全額免除でも、老後半分年金は貰えますからね。
50歳未満の方であれば、「納付猶予申請」が出せます。
経済力のない若者に対して、年金の支払いを免除してくれる制度です。
またそれ以外の方でも、所得に応じて
- 全額免除
- 四分の三免除
- 半額免除
- 四分の一免除
の4つの免除があります。
このまま行くと老後全く年金が貰えず、野垂れ死に確定です。
手続きするだけでその不安が払拭される可能性があるのですから、今すぐに年金事務所に行って手続きしてきましょう。
→保険料を納めることが、経済的に難しいとき 日本年金機構(外部サイト)
正社員になるなら今がチャンス!
というか、フリーターなんてずっと続けるのもどうかと思います。
- 世間体は悪い
- ボーナスもなく稼ぎが低い
- 社会保険もなく、年金払っても大して貰えない
こういったデメリットがあります。
ですが最近は、有効求人倍率が回復してきています。
正社員だけの有効求人倍率も、1倍を越えましたからね。
正社員になるなら今がチャンスなんです!
中には
- 「フリーターの俺なんて、採用されるわけがない」
- 「職歴ボロボロだし、無理だよ」
こんな感じで諦めている方も多いかもしれませんが、今はマジで正社員で募集かけても人がこない会社が多いです。
少子高齢化で、労働人口が減ってきていますからね。
相対的に、あなたのような働ける若者が貴重になってきているんです。
フリーターでも、せめて社会保険ありの職場へ転職すべき
しかし、そうは言いましても、
- 「今更正社員なんて無理!」
- 「正社員になると責任あるし、きつい」
- 「もう正社員には二度となりたくない」
こういった方も結構います。
もしかしたらあなたもそうかもしれません。
でしたら、せめて社会保険ありの職場へ転職すべきです。
2016年末に法律が変わって、バイトの方でも社会保険に入りやすくなったんです。
社会保険に入れば、厚生年金にも入れますし、健康保険も手厚くなり怪我や病気で仕事を休んでも休業補償が受けられます。
しかも社会保険料は会社が半分負担して払ってくれますから、お得なんです。
よく
- 「フリーターは働けなくなったら何の保障もない!」
- 「国民年金しかないから老後詰む!」
なんて言われていますが、社会保険に入っていれば正社員と同等の保障が受けられます。
いまどき、スーパーのパートのおばちゃんすら、社会保険ごとき入ってますからね。
今の職場で社会保険に入れていないのであれば、せめて社会保険ありの会社でフリーターしましょう。
収入低いなら副業も検討
ですがそうは言いましても、なかなか職場を変えるって踏み出せない人が多いと思います。
もう仕事探しをしたくない人も多いでしょうし。
でしたら、収入が低いのであれば副業を検討すべきです。
副業をすれば、収入の上積みが可能ですからね。
幸い、最近は手軽にできるネット副業が増えてきています。
手軽に家で、スマホだけでも稼ぐことが可能なんですね。
今年金も払わない、払えない生活をしているということは、生活も苦しく大した貯金もできていないと思います。
そうなると、不測の事態が起きたときに対応できず、生活が破綻してしまいます。
フリーターなんていつまで働けるかわからないんですから、今のうちに稼げるだけ稼いでおかないとダメです。
積極的にやってみるとよいでしょう。
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まとめ
- 「老後年金なんて貰えないだろうし、払いたくない!」
- 「というかフリーターで給料安いのに、払う余裕ない!」
こういう感じに考えてしまうのはわかります。
私も一時期フリーターしてた時、未納状態でしたからね(後で全額後納しましたが)。
ですが、手続きしておけば免除になる可能性ありますし、年金加入期間として算定されて一部は老後年金貰えます。
手続きするだけで金が貰える権利が発生するんですから、ちょっと手続きしに行ってみませんか?
まあ、そんなことするよりは、今から正社員の仕事を探した方がいいと思いますけどね。
そうすれば国民年金よりも手厚い厚生年金に入れますので。
比較的若ければ人生の軌道修正も容易ですので、今のうちに動いておくことを強くお勧めします。
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