- 努力が足りないと言われる!
- 成果が出ないのは自己責任だ!と言われる…
- いくら頑張っても努力が実らないから、もういいか…
そんな感じで、努力を否定されている方は珍しくないかもしれません。
こういったことはよく言われる傾向にありますね。
特に自己責任論者の方が「努力は成果が出ないと無駄だ!」みたいに言ってきたりします。
前は確かになぁ…みたいに納得できたのですが、あまりにこういった考えが浸透したからむしろイラっとしますよね。
「そんなのわかってるよ!」と言いたくなってくると思います…。
ですがいくら努力しても努力が足りないと言われてしまうのは、やる気がなくなってくると思います。
そんな時の対処法について解説します。
努力が足りないと言われたことある人は多い
残念ですがあなたのように、努力が足りないと言われてしまう人というのは多いと思います。
最近は特に頑張っても報われない時代といわれていますからね…。
ツイッターなどのSNSを見てみても、
「確かに私の努力も足りないと思うけどさぁ…。
なんで私ばっかり責められないといけないの?
もう頑張れないから来週退職届出します。もうこの仕事は二度とやりません。」
「努力努力って、具体的に何すりゃいいわけ?
「自分で考えろ」とか言って悦に入ってるバカが多いけどさ。
努力すべきとか努力が足りないとか、小学生の私の姪っ子でも言えるわ。」
「世の中努力厨多すぎじゃね?
たまたまそいつは上手くいってるのかもしれないが。
生まれた環境とか運でたまたま成功しただけだろ。
負け犬の遠吠えとか言われるけど、努力至上主義だけは絶対違うと思う。」
こんな意見が散見されますね…。
大抵「努力が足りない」なんて言われても、丸投げされるだけですよね…。
「じゃあ一体何をどう頑張ればいいの?」と聞いても、「自分で考えろ」と言われるだけです。
「努力が足りない」なんて小学生でも言えるアドバイスなんて、害悪ですらあると思いますね…。
いつまでも報われないと、病んでくる傾向に…
しかしやはり、いつまでたっても報われないと精神的に病んできてしまいます…。
- 俺はいくら頑張っても報われないんだ
- 努力が足りないと言われても、精一杯やってるし…
- 俺なんて才能がないし…
こんなふうな考えになってきてしまうのです。
だいたい、「努力が足りない」なんて言われても、よく分かんないですよね。
アドバイスとしてふわっとしすぎてて、一体どうしたらいいのか判りません。
ただ単に力業で頑張れば良いだけならバカでもできますが、そんな一筋縄でいくような物事ばかりではありませんからね。
ただ、なんとか努力を実らせて行かないと、これから先も頑張って働いていくことは難しいでしょう。
現に努力が足りないと言われているなら、何かを変える必要があるのは確かかもしれません。
努力が報われてる優秀な社員の真似をする
努力が足りない!と言われているのは、具体的に成果が出ておらず報われていないからだと思います。
最近はそういった頑張っても報われない人が増えて来ているのですが…。
ですがあなたの会社の同僚には、努力が報われている優秀な方はいるのではないでしょうか?
まぁそういった方は努力が報われているというか、かなり要領がいい傾向にあります。
最小限の労力で、最大限のパフォーマンスを発揮している人が多いです。
つまりは要領が良くコスパが高いですね。
そういった優秀な社員の真似をしてみたらどうでしょうか?
- その社員の視点で仕事を考えてみる
- その社員に乗り移ったかのように周りを見渡してみる
- その社員をよく観察し、動きを真似するところから始めてみる
等々。
人間にはミラーニューロンという、その真似をしたり共感を呼ぶ神経細胞があります。
だからこの手法は再現性があるのです。
まぁ大抵のことは、できる奴のマネをしておけば何とかなりますからね。
世の中に、オリジナルなものなんてほとんどありませんからね。
努力が足りないというのであれば、成果を手っ取り早く掴み取りたいのであれば、できる奴の真似をするのが一番です。
もっと向いてる仕事に転職も検討
努力が足りない!なんて言われてしまうのは、そもそもその仕事に向いていないのではないでしょうか?
向いていない仕事ほど、労力がかかりますからね。
というか興味もない仕事についてしまうと、いくら本人が努力しているつもりでもなかなか身が入りませんからね。
だからなかなか努力が実らす、成果が出ない傾向にあるのです。
そんな状況であれば、大人しく仕事を変えてしまった方がいいかもしれません。
幸い今は有効求人倍率も高く、転職はかなりしやすくなってきています。
いっそのことを転職してしまうというのも手段の1つですね。
多分あなたにとっては努力をかなりしているつもりなのだと思いますが…。
他のあなたの会社の同僚は、その仕事についてかなり才能や適性があったりして、努力が実りやすい傾向にあるのかもしれません。
やはり仕事に合う合わないはありますし、適性がある人ですとそれほど努力をしなくても成果は出ます。
逆に適性がない人ですと、いくら努力しても成果が出ないので努力が足りない!と言われてしまうのです。
短所をカバーしていくことも必要ですが、やはり長所を伸ばす方向で考えていったほうが手っ取り早いのでは…。
それには仕事を変えてしまうのもいいかもしれません。
諦めて副業に精を出す
しかし、やはりあなたのようにいくら頑張っても「努力が足りない!」と言われてしまう人もいます。
最近は企業間の格差も広がってきていますし、いくら頑張っても給料上がらないような会社も増えてきています。
そんな会社でいくら頑張ったところで、給料は上がりません。
そして給料と言う結果が伴っていないので、周りの人から見たら「実際給料が上がってないんだから、お前の努力不足!」みたいに言われたりします。
最近は本当に努力不足とか、自己責任とか言って切り捨てる頭の悪い人が増えましたからね…。
そんな状況ではさっさと転職してしまうのが手っ取り早いのですが、そうもいかない人も多いでしょう。
その場合は、諦めて副業に精を出すというのも手段の1つです。
本業は仕方ないですからそのまま惰性で続けて、副業で生きがいを見いだしたり、収入アップを狙っていくようにしましょう。
幸い最近は手軽にできるネット副業などを増えてきていますからね。
今の本業の仕事が向いていないから、いくら頑張っても努力が足りない!と言われてしまうのです。
こういった新しい仕事を始めてみるのもいいかもしれません。
こちらで色々な副業を紹介していますので、参考にしてください。
⇒【手軽にできる】貧乏脱出には収入アップ!最適な副業をご紹介!
向いてないなら、一旦仕事を辞めてみるのも手
いくら頑張っても努力が足りない!と言われてしまうのは、やはり仕事に向いていないからだと思います。
特に就職氷河期などの苦しい時期に仕事を探した人となると、たまたま受かった不本意な仕事についているケースが多いのです。
そういった人ですと適性がない人でも無理矢理向いていない仕事で働いており、いくら頑張ってもなかなか成果が出ない傾向にあります。
結果的に、「頑張ってるのに努力が足りない!」なんて言われてしまう傾向にあります…。
しかし、毎日そんな努力不足を指摘される毎日というのもきついでしょう。
でしたら、いったん仕事やめてみるというのも手段の1つです。
幸い雇用保険をかけていれば失業給付がもらえますからね。
職業訓練校にでも通い出せば、職業訓練期間中は給付が延長してもらえますし。
自己都合退職ですと3カ月間立たないと給付がもらえませんが、職業訓練を受ければすぐに給付がもらえます。
こういった手段で生活費を確保しつつ、もっと適性にあった仕事を探した方がいいかもしれません。
あまりに努力が足りない!なんて言われて本業で叱られたり、給料が上がらないのであれば、あなたの本来のエネルギーを発揮できていない可能性が高いです。
別の分野の仕事に就くことも検討した方がいいかもしれません。
幸い最近は人手不足の会社も多いので、未経験でも異業種の仕事に転職しやすくなってきていますし。
→公共職業訓練コースの検索について 厚生労働省(外部サイト)
何をどう努力すべきか?聞いてみる
努力が足りない!なんて言われてしまうのであれば、直接その人に何をどう努力すればいいのか?聞いてみたらどうでしょうか?
もしかしたら、具体的なアドバイスをくれるかもしれませんし。
- 「何の努力が足りないんでしょうか?」
- 「具体的に何をどのように努力すればいいのでしょうか?」
- 「今一番報われやすい分野は何でしょうか?」
こんなふうに質問してみたらどうでしょうか?
まぁ大抵、「努力が足りない!」なんてふわっとしたことしか言わない人は、あまり具体的なことは言えないですけどね…。
努力論者とか自己責任論者って、本当バカですから。
「これでもやってみたら?」ぐらい投げやりな感じで回答くれたりはしますが、具体的じゃないのですぐ実践できなかったりしますし。
「努力が足りない!」なんて無責任なアドバイスは、事細かにアドバイスできる人じゃないとあまり言うべきではないと思うんですが…。
害悪ですらあるかもしれません。
そういうこという馬鹿に限って、「そこは自分の頭で考えろよ」とかいってきますよね。
わかんないから聞いてるのに、そんな奴のいうこと聞くだけ時間の無駄です。
- 具体的にどんな感じで努力が足りないのか?
- どう努力をしていったらいいのか?
具体的なアドバイスをくれない人の意見なんて、あまり聞かないほうがいいと思いますよ。
具体的な代案を示せない人のふわっとしたアドバイスは、聞くべきではありません。
ただたんにケチをつけたいだけの可能性も高いですし。
努力でカバーできることも限界があるので…
しかし、「努力が足りない!」とは言いましても、やはり努力でカバーできることにも限界はあります。
そんなことよりも、
- 本人の向き不向き
- 周りにいる人間に恵まれているかどうか
- 生まれた家庭環境は恵まれていたかどうか
- いい会社に入れたかどうか
- つまりは運
こういった要素の方が、努力以上にあなたに影響します。
最近の科学では、人間などの動物は環境に左右される!なんてのはもはや常識と化してますからね。
報われる努力はすべきですが、いくらやっても報われないのであればその努力は無駄になってしまいます。
やはり努力でカバーできることにも限界があります。
いくら頑張っても成果が出ず「努力が足りない!」なんて言われてしまうのであれば、努力の方向性が間違っているのでは…。
そういった場合ですと、そのままいくら同じ努力を続けたところで、報われることは難しいでしょう。
いくらやっても努力の成果が出ないのに、同じことを繰り返してしまうのであれば、かなり狂った行動であると思います。
何か新しいことを始めてもバチは当たりません。
現状のやり方でうまくいかないのであれば、せめて何か新しい別のことをはじめましょう。
一番はやはり、仕事を変えることかもしれませんね。
仕事はやはり向き不向きがありますし、会社の人間関係などによっても報われやすいかどうかは変わってきます。
そのまま努力を続けても成果が出ず努力が足りない!なんて言われてしまいそうであれば、今やっている行動や勤め先の会社を見直してみたほうがいいかもしれませんね。
まとめ
最近はなかなか努力が実らず「努力が足りない!」なんて言われてしまう人も多いです。
景気が良かった頃であれば、経済が右肩上がりだったのでみんな何をやっても成功したので良かったですが…。
我が国はもう失われた20年とか言われていますし、長引く不況やデフレで報われない人が増えています。
人口も減少に転じましたし、会社員の実質賃金は減り続けていますからね…。
わが国が衰退していくのは経済全体の大きな流れなので、個人の努力が及ぼす範囲はたかが知れています。
たまたま今は成功している人ほど、報われない人に「努力が足りない!」なんて言っちゃう傾向にありますが…。
そいつもずっと努力が報われているかわかりませんし、そいつがいい思いをしているなんて今だけですよ。
まあしかし、やはり努力が報われやすい場所というのはあると思います。
いい会社に入れば、どんなに無能でもそれなりの待遇で働くことができますからね。
幸い今は有効求人倍率も高く仕事を沢山ありますので、今のうちにもっといい会社に行ってしまった方がいいかもしれません。
いい会社に入れば組織の力でレバレッジがかかりますので、努力も報われやすい傾向にあります。
大企業に勤めているだけで、どんなに無能な人でも確実に一目置かれたりもしますからね…。
努力が足りないのではなく、努力する場所、頑張る場所が間違っているのだと思います。